ヤクルト新人・矢野泰二郎、1000メートル走で自己アピール成功

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神宮球場に近い新宿のトレーニング施設で、東京ヤクルトスワローズの新人合同自主トレーニングが行われ、捕手の矢野泰二郎選手(22)が1000メートル走での好成績で注目を集めた

矢野選手は、ランニングの最後の3本目で、前を走っていた下川隼佑投手(24)を追い抜き、タイム3分45秒でゴールした

活躍の裏にある練習の厳しさ

この日の練習は、参加した8選手にとって非常にハードなものであった

1本目と2本目では外国人選手のモイセエフニキータ外野手(18)が先頭でゴールする中、選手たちはすでに疲労困憊の様子だった

しかし、矢野選手は最後の100メートルで猛スパートをかけ、逆転に成功した

このような競争が、選手同士の切磋琢磨(せっさたくま)を促進し、チーム全体のパフォーマンス向上につながる

矢野選手の背景

矢野選手は愛媛県出身で、済美高校を経て愛媛マンダリンパイレーツに入団後、ドラフト5位でヤクルトに指名された

特筆すべきは、バトミントンの経験である

バトミントンでは瞬発力と判断力が求められるため、これらのスキルは捕手としての役割にも生かせると考えられる

矢野選手は「バトミントン部に負けることもありましたが、いい勝負はしてました」と語り、過去の経験を振り返った

先輩から学ぶ姿勢

彼の目標はチームのキャッチャー大先輩、中村悠平選手(34)

矢野選手は「キャッチャーとしてのレベルはもちろん、私生活面でも色々学びたい」と話し、野球だけでなく人間性や生活全般からも成長したい意欲を見せている

今後の期待
矢野選手の今回の結果は、彼が新キャンプに良い状態で入るための大きなアピールとなった

青木宣親ゼネラルマネジャー特別補佐らが見守る中、その体力と持久力を示した同選手に、今後の活躍が大いに期待される

矢野泰二郎選手の好成績は、今後のヤクルトにとって大きな期待を抱かせる。特に彼の精神力やアピール姿勢からは、将来のエース捕手としての可能性が感じられる。先輩から学ぼうとする姿勢も大変素晴らしい。
キーワード解説

  • 捕手とは?チームの守備の要であり、ピッチングを指示する重要な役割を担うポジションです。
  • 持久力とは?長時間にわたって運動を続けるための体力のことです。特にバテないでプレーし続ける能力が求められます。
  • 瞬発力とは?短い時間で素早く動く能力で、特にスポーツでは必要不可欠な能力とされています。
  • 切磋琢磨とは?互いに励まし合いながら、一緒に成長していくことを意味しています。

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