能見篤史氏が「月曜日もパテレ行き」に出演し、オリックス・宮城投手を分析
8日、「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネル「月曜日もパテレ行き」で、プロ野球解説者の能見篤史氏が出演したこの番組では、元プロ野球選手のGG佐藤氏とともに、パ・リーグの動向を振り返る中で、特にオリックス・宮城大弥選手に関する厳しい意見が飛び出した
能見氏は、視聴者から「今季の宮城投手の印象」について質問を受け、「これは厳しめに言って大丈夫ですかね？」と前置きした後、「考えが足りないです」と一刀両断した
この発言にはGG佐藤氏も「厳しい！」と反応し、視聴者の間でも注目を集めた
宮城選手は、今季19試合に登板し、5勝3敗、防御率2.36（記事配信時の成績、現在は6勝）の成績を残しているが、本来の力を発揮できていない状況だ
能見氏は「ボールの質は一級品だが、勝負球の使い方が重要」と分析し、「スライダーを含む多彩な決め球をどう生かすかが今後の鍵」との見解を示した
また、能見氏はWBC視察時に宮城選手に「勝てない投球しているね」と言ったところ、宮城選手から「僕の指導不足です」と返され、苦笑まじりにエピソードを披露した
番組の後半では、「サウスポー徹底分析！最強投手は誰だ!?」というテーマで各球団の左投手を評価した
能見氏は楽天の早川隆久投手に対し、「×」をつけ、「打たれる率が高すぎる
投球フォームとボールのギャップが無いため、打者に質の高さを感じさせられていない」と苦言を呈した
修正点に関しては、「リリースポイントと体の使うポイントのズレがあると思う」と解説
上体の開きや体の向きが出力に対して耐えられないことなど、いくつかの要因を指摘した
一方で、ソフトバンクの大関友久投手には「二重丸」の評価を贈り、「強弱のつけ方が非常に上手」とし、「大事なところでしっかり投げ切れている」と高く評価した
能見氏の経験に基づく切り口から、各投手の評価が明らかになり、今後のシーズンが楽しみとなる要素が盛り込まれた
能見篤史氏が出演する「月曜日もパテレ行き」での宮城大弥投手への厳しい評価は、プロ選手の成長を促すための重要なフィードバックと言える。解説を通じて、選手が克服すべきポイントが際立ち、今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説
- パ・リーグとは？：日本のプロ野球を構成するリーグの一つで、6つのチームが競い合っている。
- 防御率とは？：投手がどれくらい安定しているかを表す指標で、投球回数に対し、与えた失点の数を反映した数値。
- 勝負球とは？：試合の重要な場面で使用される決め球のことで、ピッチャーの特徴や力を示す球種。
- リリースポイントとは？：投げる際にボールを放す地点のことで、投球の精度に影響を与える。
