巨人坂本が決勝打で4連勝に貢献、充実の代打役を果たす

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巨人坂本、決勝点を奪取し4連勝を決める

<巨人4-3広島>◇10日◇東京ドーム読売ジャイアンツの坂本勇人内野手(36)が、10日の広島戦において見事な勝負強さを発揮した

試合は同点の8回、代打としてグラウンドに登場した坂本は、広島の島内からの打球を捉え、決勝となる犠牲フライを放った

この一撃で巨人は4-3で勝利し、今季3度目の4連勝を達成した

試合前には、巨人の岸田行倫捕手(28)が右手に打球が当たるハプニングがあったものの、彼も4回の第2打席で7号同点2ランを放つ活躍を見せるなど、チーム全体が奮起した

試合の経過と見どころ

試合は接戦が続き、8回には1死満塁の場面が訪れ、坂本が代打として登場する運びとなった

この状況は、前打者・中山の申告敬遠が引き金となった

坂本は大歓声の中、打席に立ち、「シチュエーションに関わらず気持ちを入れる」と話し、集中力を高めていた

広島投手陣との駆け引きは、特に見どころがあった

5球連続で直球勝負に挑む坂本は、外角低めの球を捕らえ、見事に決勝点を奪う犠牲フライへとつなげた

代打としての手応え

夏場以降、坂本は代打での出場が増えており、8月15日の阪神戦からは9試合連続で切り札の役割を果たしている

今季の代打成績は16打数5安打、打率3割1分3厘を記録し、9打点を挙げている

坂本はお立ち台で「後から出ている選手は本当に大変だと初めて知った」と感じていることを語った

監督の信頼
この日の試合後、巨人の阿部監督も「坂本はそういう時のためにいてくれている

非常に大きな存在だ」と彼の重要性を強調した

坂本自身も「どういう役割になるかわからないが、求められたところで頑張りたい」と意気込んでいる

坂本選手の活躍は巨人にとって大きな励みとなる。代打として貴重な役割を果たしながら、自身も新たな挑戦をしている。これからの試合でもチームが求める役割を果たし続ける坂本選手の姿に、ファンのみならず、野球界全体が注目している。
キーワード解説

  • 代打とは?:代打は、打席に立つために交代で入る選手のことを指し、主に試合の緊迫した場面で使用される役割です。
  • 犠牲フライとは?:犠牲フライは、外野に打球を飛ばしてランナーが得点できるようにするバッティングの技術で、アウトは取られますが得点には繋がります。
  • 決勝点とは?:決勝点は、試合の結果を決定づける得点のことで、特に接戦の場合にその重要性が増します。

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