巨人・山崎伊織、苦闘の6回でシーズン11勝目逃す

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◇セ・リーグ 巨人―広島(2025年9月11日 東京D) 巨人の5年目右腕・山崎伊織投手(26)が、11日の広島戦(東京ドーム)で今季22度目の先発登板を果たした

中5日の登板という過酷な状況で試合に臨んだが、この日の投球はやや苦しんだ

結果としては6回6安打2失点という内容で、シーズン11勝目を手にすることができなかった

試合は巨人が2-2で迎えた3回、相手打線に捕まり満塁のピンチを背負った

この段階で山崎はファビアンへのシュート球が引っかかり暴投を犯し、同点にされる苦しい展開となった

それでも、彼はその後も踏ん張り、失点を最小限に抑えた

さらに、フィールディング能力に定評のある山崎が自らの悪送球でさらにピンチを招くという思わぬ場面も見られたが、ここでも失点を防ぎ無失点で切り抜けた

4回には初めての3者凡退を記録するものの、6回には苦しい場面が続いた

最終的に山崎は6回で104球を投げ、8三振を奪うも、球速が徐々に落ちてきたため、7回のマウンドは中川が引き継ぐこととなった

山崎の今季の前回登板、5日の中日戦では85球を投げ、8回2安打1失点と好投したものの、打線の援護が無く無念の敗北を喫していた

山崎選手は今回、厳しい状況でも積極的に投げていましたが、ピンチを何度も迎えながらも無失点に抑えるシーンが多く見受けられました。次回以降での活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合の最初から投げるピッチャーのこと。チームのスタートを切る重要な役割を果たしている。
  • シュート球とは?:直球の一種で、右利きの投手から投げると左に曲がるボールのこと。対左打者に有効とされる。
  • フィールディングとは?:野球における守備の技術や動作のことを指し、ボールを捕ったり、投げたりする能力のこと。

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