阪神・大竹投手が79日ぶりの完封勝利を達成

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 「阪神2-0DeNA」(11日、甲子園球場)で、阪神タイガースの大竹耕太郎投手(30)が、23年7月5日の広島戦以来、実に799日ぶりとなる完封勝利を挙げました

この試合では、変化球とストレートを巧みに使い分け、DeNA打線をわずかに3安打に抑える圧巻のピッチングを見せました

これで今季8勝目を数えます

 元プロ野球選手の谷佳知氏は、大竹の投球を高く評価し、「チェンジアップの抜け具合が絶妙で、さらに時折投じるカーブが効果的だった

これぞ大竹、という投球だった」と称賛しました

特に、チェンジアップとは、球速が速いストレートに比べて遅い変化球で、打者がタイミングを外されやすい球種です

 試合中の筒香選手との対戦も注目され、谷氏は「1打席目では、真っすぐを中心に攻め、結果的に三飛にした

2打席目では、真っすぐからの変化球で追い込み、最後はチェンジアップで二ゴロに仕留めた」と詳細に説明しました

また、「打者にとっては、『前後の幅』で対応を余儀なくされ、本当に打ちづらい」と大竹の投球術を高く評価しました

 さらに、谷氏は「時折見せるスローカーブが打者のタイミングを狂わせる

さらに相手の狙いを外した坂本捕手の配球も見事で、これぞ緩急の妙という試合だった」と賞賛の言葉を贈りました

今回の大竹投手の完封勝利は、非常に興味深い試合内容でした。彼の巧妙な投球術は、特に打者にとっての心理的なプレッシャーを考慮したものと感じました。チェンジアップとスローカーブの使い方は、プロとしての高いレベルを示しています。これを機に阪神タイガースがさらなる勝利を重ねていくことが期待されます。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:投手が一人の打者も出塁させずに試合を終えることを指し、特に評価される成果です。
  • チェンジアップとは?:主に速球の後に投げられる遅めの球で、打者のタイミングを崩す効果があります。
  • スローカーブとは?:通常よりもスピードが遅いカーブボールで、打者のタイミングを遅らせるのに使われます。

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