初回1死の場面で、キャベッジは初球の外角129キロのカットボールを見事に捉え、右中間を破る弾丸ライナーの二塁打を放った
この打球は、キャベッジが来日後に記録した自己最長の9試合連続安打を更新するものであり、試合の勢いを一気に高めた
続く2回には、2死二塁の状況で、追い込まれた後に右足を上げない「ノーステップ打法」に切り替え、コンパクトなスイングで左前にヒットを放った
このプレーで彼は、最近の4試合で3度目となるマルチ安打を達成した
彼の打撃は力強さと技術を兼ね備えており、9月の月間打率は驚異の3割7分5厘(32打数12安打)、さらに2本塁打を記録している
加えて、キャベッジは中堅の守備でも存在感を示した
9回1死の場面では、小園選手が放った左中間への鋭い飛球を難なくキャッチするランニングキャッチを決め、「自分から逃げていく難しい打球を捕れて良かった」とコメント
彼は、4日のヤクルト戦から7試合連続で新ポジションに入っており、粘り強い守備を見せ、チームにとって貴重な存在となっている
このような活躍により、日本の野球に慣れ、ペナントレースの最終盤においても頼もしさを増していることが伺える
キャベッジ選手の好調ぶりは目を見張るものがあります。特に、9試合連続安打という成績は、昨今の野球環境やピッチャーとの対戦においても一流選手としての証明となります。守備でも見せた判断力とプレーは、チームにとっても重要な要素であり、ペナントレースの終盤でのチームの奮起を期待させます。
キーワード解説
- ノーステップ打法とは? 打者が打撃時に右足を上げず、前足の位置を固定したままスイングを行う打法です。これにより、バランスを保ちつつ、コンパクトなスイングを実現することができます。
- カットボールとは? 投手が放つ球種の一つで、ピッチが直線的に進んだ後、わずかに横に曲がる特性を持ちます。この球種はバッターにとってタイミングを取りづらく、難易度の高い球と言えます。

