ヤクルト、北村拓己を緊急登板させた理由とは

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<ヤクルト2-10DeNA>◇12日◇神宮 ヤクルトの高津臣吾監督(56)は、試合後に北村拓己内野手(30)を9回に緊急登板させた経緯を説明した

試合はヤクルトが10点差で敗れたが、監督の判断は投手陣の無駄な消耗を避けることを優先した

北村の登板理由

9点差をつけられた8回表の守備後、高津監督はブルペンの投手陣の肩を温存するため、野手の北村を登板させる決断を下した

監督は、「今日まで多くの投手を使い、リリーフも利用したため、今後の7連戦を考えてこの判断に至った

非常に難しい決断だった」と語った

北村を選んだ理由

北村を選んだ背景には、同選手が亜細亜大学の後輩であることも影響している

監督によれば、北村は「スローイングがよく、コントロールが良い」との判断があったため、相手に危険を与えるリスクを少しでも低減する方向を選んだ

北村の投球成績

投球回 被安打 四球 三振 失点
1 2 1 1 1
北村の投球は、巨人時代の2023年9月2日以来、2年ぶりとなるものだった

監督の判断は結果として投球パフォーマンスに繋がり、チームに新たな戦略を示唆するものでもあった

今回の試合での北村選手の緊急登板は、戦略的な選択として興味深いものであった。普段は野手としての役割を担う選手が投手としてマウンドに上がることは珍しく、特に点差が開いている時の使用法として、今後の試合運営にどのような影響を与えるのか注目が集まる。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球において、先発投手やリリーフ投手が試合中に待機し、登板する準備をする場所のことを指します。
  • リリーフとは?:試合中、先発投手が交代する際に登板する投手のことを言い、主に試合の後半に登板することが多いです。

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