日本ハムが西武に敗北、達孝太投手が悔しさを語る
<日本ハム3-7西武>◇12日◇エスコンフィールドで行われた試合で、首位を追う日本ハムが敗戦を喫し、5位の西武に7対3で負けたこの結果、ソフトバンクとのゲーム差が「2.5」に広がったことは、チームにとって非常に痛手となった
日本ハムの先発投手、達孝太(達、21)は7回を投げて6安打2失点とまずまずの内容を見せたが、打線の援護がまったく得られず、前回までの対西武戦で5戦3勝0敗という成績を崩し、初めての黒星を喫した
試合後、達は「何としても先制点を許さないと思って投げていましたが、4回の投球が悔やまれます
中継ぎ陣の方々に良い流れでつなぐことができず、負担をかけてしまい申し訳ない気持ちです」とコメント
3回までは無失点だったものの、4回には二盗を許し、その後のタイムリーヒットで失点につながった
失点の原因
無死一塁の場面で滝沢選手に二盗を許すと、続く外崎選手に中前適時打を浴びて先制点を献上したさらに、その後の山村選手の左中間適時二塁打によって追加点を献上
達は「走られても抑えればいいやろっていうタイプなんで、でも抑えられなかったのは磨かないといけないものがある」と反省の意を表した
得点機会のなかった打線
前日のオリックス戦では初回に6点を挙げた日本ハムの打線だが、この日は8回まで得点を奪えなかった達投手は7回を2失点に抑えたが、打線の援護が得られない中での投球となり、結果的には失意の敗戦となった
今後に向けて
達は残された試合について「結構すっきりしますね変なプレッシャーから解放されました
次の試合が大事です」と気持ちを切り替え、今後の登板に期待を寄せた
残り15試合で7勝が求められる中、2ケタ勝利は厳しい状況にあるものの、達はさらなる進化を目指す
日本ハムの達孝太投手は、試合の結果に悔しさを示しつつも、冷静に自身の投球を振り返り、今後の改善点を見出している。特に、盗塁を許した場面については自身の課題と認識し、これからの試合に向けて意気込みを見せた。チームの現状を省みても、達が次なる登板で結果を出すことが求められている。
キーワード解説
- 先発投手とは? - 試合において最初にマウンドに立つ投手のことを指します。試合の流れに大きく影響を与える役割を担っています。
- 無失点とは? - ピッチャーが試合中に相手チームに点を与えないことを指します。投手にとって最高の結果の一つです。
- タイムリーヒットとは? - 試合の特定の場面で、出塁したランナーをホームに帰らせるヒットのことを言います。重要な得点を生む大きなプレーです。
- 二盗とは? - ランナーが二塁へ盗塁を試みることを指します。成功すると、次の打席のバッターへも得点機会を広げます。

