これにより、試合がなかった3位・オリックスとのゲーム差を「5」に縮めた
楽天の三木肇監督は、試合のキーマンとして浅村栄斗内野手と則本昂大投手の二人を挙げた
監督は「今日の試合のポイントで、チームにとって大きかったかな
浅村のホームランと則本の1球というのは、今までチームを支えてきた2人のいろいろな思いのこもった非常にいいプレーだった」と賛辞を送った
浅村は「6番・一塁」でスタメン出場し、初回に1軍に復帰してから初めてとなる6号3ラン本塁打を放った
この本塁打は、6月6日の巨人戦以来98日ぶりのものだ
浅村は8月14日に出場選手登録を抹消されていたが、10日に再登録されたばかりで、9月にはファームで3本塁打を記録するなど調子を上げている
一方で則本は、試合の後半でチームを救う活躍を見せた
7回途中に2番手として登板し、先発左腕の古謝樹投手がピンチを迎えた場面でロッテの代打・岡大海外野手を1球で遊ゴロに仕留め、得点を防いだ
開幕時にはクローザーを務めていたが、現在は中継ぎとしてチームに貢献している
残りの試合は19試合
楽天は、ベテランと若手が一体となり、逆転でのクライマックスシリーズ進出を狙っているが、負けられない試合が続く
楽天がロッテとの試合で勝利を収めたことは、チーム全体にとっての良い兆しである。浅村選手の長打は特に注目に値し、今後の試合でも彼の活躍が期待される。また、則本選手のような実力者がチームをしっかり支えていることは、クライマックスシリーズに向けて心強い要素となるだろう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンにおける戦いで、リーグ優勝をかけたプレーオフを指す。
- 中継ぎ投手とは?:試合の途中で登板し、勝利を目指してリリーフする投手のこと。
- ホームランとは?:バッターがボールを打ち、球場の外に出すことで得る得点を指す。

