これにより、巨人は連敗を阻止し、貯金を1にすることに成功した
試合の流れ
試合は9―10と劣勢で迎えた9回表、巨人は相手の7番手投手・ドリスから先頭打者の中山が四球で出塁続いてリチャードが二塁への内野安打を放ち、新人の浦田が初球で犠打を成功させ、1死二、三塁の好機を作った
代打坂本の活躍
ここで代打として登場した坂本が中前にサヨナラ打を放ち、劇的な逆転劇を演出した巨人は打線の粘りを見せ、サヨナラ勝ちに持ち込むことができた
先発投手の苦戦
試合開始から巨人の先発投手・横川は初回にいきなり3点を失う苦しい立ち上がりしかし、すぐに中山がプロ初の満塁ホームランを放ち、4―3と逆転した
さらに3回にはバッテリーを組む岸田が2ランを放ち、6―3とリードを広げたが、5回に大乱調をみせることになった
泥沼の5回
5回には投手・ケラーが古巣相手に失点を続け、5失点を喫したことで試合は6―9に逆転さらに高梨も2失点し、合計で7点を失う泥沼の展開となった
しかし、巨人は打線が奮起し、7回に岡本の2点適時二塁打やリチャードの適時打で点差を詰め、9回に至った
この試合は今季7度目のサヨナラ勝ちとなり、坂本のサヨナラ打は820日ぶりのもので、通算12度目のサヨナラ打ともなった
また、巨人が2桁失点をして勝利を収めたのは2021年4月以来、1600日ぶりである
今回の試合は巨人にとって非常に重要な一戦となり、逆転サヨナラ勝ちを収めることでチームの士気も上がることでしょう。苦しい試合展開の中で打線が応えたことは、今後の試合でも大いに期待できる要素となります。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合の最終回に同点または劣勢の場面でヒットを打ち、試合を終わらせる打撃のことを指します。
- 満塁弾とは?バッターが満塁の状況でホームランを打つことを指し、チームに4点をもたらします。
- 逆転とは?試合の途中で相手チームのリードを追い越すことを意味します。

