抑えの柳川大晟投手が腰の不調により12日に1軍登録を抹消された中、“新守護神”として登板した上原は悔しい結果となった
新守護神の苦悩
この日、上原投手は甘い直球を狙われ、先頭打者からの2連打を浴びたその後、1死一、二塁の場面で古賀悠選手に四球を与え、満塁になってしまった
続く山村選手の二ゴロで三走が生還し、ついに今季初失点を記録した
それでも、あと1アウトまでこぎ着けたが、西川選手にすっぽ抜けたフォークで死球を出し再び満塁に
一方、滝沢選手との対戦では追い込んだものの、粘られた末に投じた7球目の151キロ直球が高めに浮き、三遊間を破られて同点打を浴びてしまった
この試合の最後は土壇場での失点と、新庄監督が金村尚真投手にスイッチする後手に回った結果となった
逆転の期待がかかる瞬間
試合の後半、9回裏の攻撃では西武の甲斐野投手に対して、日本ハムは2死一、二塁と攻めていたしかし、清宮幸太郎内野手が中堅へ大きな当たりを放ったものの、中堅手の西川選手にキャッチされ、サヨナラ勝ちの期待は裏切られる形になった
観客たちはため息をつき、試合はそのまま延長戦へと突入した
上原投手は非常に難しい状況の中、試合に臨んでいました。抑えとしての役割が期待される中で、初めての緊張感が影響したのかもしれません。特に、チームがリードしている状況での失点は、選手としての心理的な負担にもつながるでしょう。不安定なマウンドで次をどう改善するかが重要です。
キーワード解説
- 抑えとは?:試合の最後を締めくくる役割の投手を指し、主に敵チームの反撃を抑える重要な役割を果たします。
- フォークとは?:投球の一種で、ボールが落下するように投げることでバッターを打ち取ることを目的とします。

