楽天ドラフト1位・宗山選手が「45歳現役」を目指す新たな挑戦

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アマチュア野球界でトップ選手とされる宗山塁内野手(21=明大)が、楽天のドラフト1位選手としての初めての自主トレーニングをスタートしました

9日、楽天モバイルパークの室内練習場で行われた合同トレーニングでは、三木監督も視察する中、落ち着いた雰囲気で練習に励みました

この日は、昨秋のドラフトで選ばれた7人の新人選手に加え、台湾出身の育成選手、蕭斉も参加しました

合同練習は、春季キャンプ前の28日まで続く予定です

合同自主トレ初日の様子

背番号「1」の赤いビブスを身につけた宗山は、練習場に自信を持って登場

「いつも通りやろうという意識がある」と語り、周囲の注目にも動じることなく、キャッチボールやゴロ捕球、マシン打撃を黙々とこなしました

特に、毎年恒例の20メートルシャトルランでは、幼い新人に負けたものの、それを気にする様子もなく、全体3位の105回を記録しました

コンディション管理へのこだわり

宗山選手は、トレーニング中に自作の特製ドリンクを取り入れています

糖質とアミノ酸を自ら配合し、エネルギー補給を行っています

「ビーツとバナナの味がする」と語るそのドリンクは、体の回復を助ける効果があり、彼は毎日これを欠かさず飲んでいます

大学時代、コンディションに差が出ることを経験した彼は、独自のドリンク作りに取り組むようになりました

45歳現役宣言の背景

宗山選手は、「まずは1年間しっかりプレーすることが重要」としながらも、最終的には45歳まで現役を続けたいという目標を掲げています

2000年代の現役最年長選手は、野手が46歳、投手が50歳であったことから、彼はそのレベルに近づくため日々の練習を大切にしていくと話しています

三木監督の期待
三木監督は、映像で見ていた宗山選手のプレーを初めて直接観察し、第一印象に驚きました

「身のこなしが華麗で、早くユニフォームを着た彼を見たい」と期待を表現しました

監督は、若い選手の成長を非常に楽しみにしており、今後の活躍を期待しています

楽天のドラフト1位に選ばれた宗山選手が、「45歳現役」を目指す挑戦を開始しました。彼の自主トレーニングに対する姿勢や周囲の期待、そしてコンディション管理の方法に注目です。若い選手が新たな道を切り開く姿は、多くの人々に希望を与えています。
キーワード解説

  • ドラフトとは?:プロ野球で新たに選手を選ぶための会議で、各球団が選手を指名することを指します。
  • 自主トレとは?:選手が自ら計画して行う練習のことで、チームの指導者から独立して行われます。
  • ビブスとは?:練習や試合の際に着る、特定の色やデザインのついたウェアのことです。
  • 特製ドリンクとは?:宗山選手が自作した栄養補助飲料で、練習や試合の際にエネルギー補給を目的としています。

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