ソフトバンク、逆転勝利で優勝マジックナンバー「12」に

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ソフトバンクホークスは14日、京セラドームで行われたオリックス・バファローズ戦において、4-3で逆転勝利を収め、ついに優勝へのマジックナンバー「12」を掲示した

試合は波乱の展開から始まった

初回、先発投手の有原航平が3回にオリックスから3点を先制され、ソフトバンクは追いかける立場に立たされた

しかし、6回の攻撃で打線が一気に火を吹き、打者一巡の猛打を披露

6安打を集中させて4点を奪い、瞬く間に試合をひっくり返した

試合後、小久保裕紀監督(53)は「得点はあの回だけだったが、本当によくつながった」と語り、特に6回の攻撃シーンに感謝の意を示した

このイニングで勝ち越しを狙い、守備の時間へつなげたタイムリーを放った柳町達(28)を称賛

「あの一打が今日の勝因」と強調した

柳町は試合の中で3打席連続で三振を喫するも、4打席目に殊勲の決勝打を放つ

「それまでの打席がまったくダメだったんで、死ぬ気で打つという思いでした」と、彼の言葉には切迫した思いが感じられる

汚名返上の一打がチームを勝利に導いた

この勝利により、今カードでの勝ち越しが決定し、今季のオリックス戦成績は14勝3敗2分けとなった

苦しみながらも相性の良いチームに対して着実に勝利を重ねている

2位にいる日本ハムもこの日勝利し、ゲーム差は2.5のまま

激しい優勝争いが今後も続いていく

一方、試合の中で気がかりな点もあった

9回に近藤健介外野手(32)に代打が送られたことだ

試合後、小久保監督は「腰の張りが強いということで明日(15日)は様子を見るかもしれません

明日また来てから判断したい」と、彼の状態が懸念されていることを明らかにした

残り15試合を控え、チーム全体の疲労が増す中での総力戦が求められる

ソフトバンクの逆転勝利は、チームの結束力と選手の上海を象徴する一戦でした。小久保監督の巧妙な采配と選手自身の粘り強さが際立った試合で、今後の優勝争いに向けた良い流れを作りました。特に柳町選手のパフォーマンスは感動的で、試合の流れを一変させる重要な鍵になりました。近藤選手の怪我が心配ですが、チーム全体の調整が求められる時期です。
キーワード解説

  • 逆転勝利とは?試合中に相手チームよりも遅れていたスコアをひっくり返して勝利することを指します。
  • マジックナンバーとは?優勝やプレーオフ進出などが決定するために必要な勝利数を示す数字で、減っていくことでファンの期待が高まります。
  • タイムリーとは?その打席で得点に結びつくヒットやプレーのことを指し、特に重要な場面で生まれると勝利につながることがあります。

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