この日、プロ野球交流戦が行われ、広島カープが東京ヤクルトスワローズを迎えての対戦が繰り広げられた
試合は両軍無得点のまま迎えた5回裏、広島が先制点を奪う場面で、スタメンには20代の選手が名を連ねる中、ベテランのコンビがその役割を果たした
先頭打者の秋山翔吾外野手(37)は、対ヤクルトの好投手を相手に鋭い中前打を放ち出塁した
続く打者、菊池涼介内野手(35)が打った球は、鋭く左翼線を破る二塁打となり、秋山はこの瞬間を逃さず三塁を回り、一気に本塁へと突入した
一軍登録最年長の秋山の激走が、試合の均衡を破る先制点につながった
秋山はこの試合で2戦連続のスタメン出場を果たし、続けてのヒットで2戦連続安打となった
加えて、3試合ぶりにスタメン入りした菊池も、この日アウトを喫することなく4試合連続安打という記録を達成した
若手選手が多く起用される打線の中で、ベテラン選手たちがその存在感を示している
先制打を放った菊池は、「マコちゃん(アドゥワ)が頑張って投げているし、先輩(秋山選手)がよく走ってくれたので、先制できて本当に良かったです」と試合の振り返りをし、チームの雰囲気を盛り上げる発言をしていた
今回の試合では、広島のベテラン選手がその経験を生かして試合を大きく動かす場面が印象的でした。秋山選手と菊池選手の連携プレーがチームを盛り上げ、若手選手にとっても良い刺激となったことでしょう。今後もこのような連携が続くことで、広島カープの勢いが増していくことが期待されます。
キーワード解説
- 先制点とは? 試合で最初に得点を挙げることを指し、試合の流れを有利に進める重要な要素となる。
- 激走とは? 走りながら相手チームの守備をかいくぐり、塁を進むこと。この試合では秋山選手の走りが印象的だった。
- 二塁打とは? 打者が一塁を回り、二塁に到達するヒットの一種で、攻撃側にとって有利な状況を作り出す。
- 若手選手とは? プロのスポーツ界で比較的新しい選手を指し、経験や実績が少ないが、未来のスター選手として期待される。

