これにより、セ・リーグの順位において巨人は第3位のDeNAにゲーム差を詰め寄られる厳しい状況に置かれている
監督の阿部慎之助氏(46)は試合後、苦悩の表情を浮かべながらも、即座に気持ちを切り替えた
先発の赤星、わずか12球で降板
先発投手の赤星は約3週間ぶりの登板であったが、初回から不運が襲った先頭打者の蛯名に右中間への二塁打を許した後、死球と四球で満塁のピンチを招いた
赤星はその後、右肩の痛みを訴え、1イニングも投げずに12球で降板を余儀なくされた
これにより、巨人は早くも苦しい展開を強いられることとなった
リリーフ陣も苦戦
次に登板した2番手の平内は4回、一死から4連打を浴び、打線に主導権を奪われる結果となった後を託された石川も乱調で、押し出し四球などで勝ち越しを許し、この回だけで一挙に6点を失うという厳しい展開が続いた
巨人の中継ぎ陣は、勢いに乗るDeNA打線を食い止めることができなかった
打線の反撃もむなしく
打線は2回に逆転に成功し、一瞬の光明を見せたが、その後はDeNAに主導権を奪われた9回には代打・大城卓の二ゴロ間に1点を挙げるも、最終的には2点差で敗北
阿部監督は試合後、「ここで何を言っても負けは負けだ
結果オーライでも勝てばいいんだ、残り10試合ぐらいしかない」と語り、すぐに気持ちを切り替えて次に向かう決意を見せた
監督の抱負とチームの奮闘
阿部監督は先発の赤星を登録抹消することを発表したが、チームのピッチャー陣について「苦しいが、ここをなんとか乗り切らないといけないみんなに頑張ってもらいます」と選手たちを鼓舞した
この言葉からも、監督がチーム全体を支えようとする姿勢が伺える
巨人の阿部監督が示した前向きな姿勢は、選手やファンにとっても重要なメッセージとなっている。苦しい状況ではあるが、監督が選手たちを鼓舞し、次の試合に向けての意欲を見せることで、試合の流れを変える可能性を秘めている。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合の最初に投げる投手のことで、試合の流れを作る重要な役割を持っています。
- 中継ぎ投手とは?:先発投手の後に登板する投手で、試合を引き継ぎ、試合を安定させる役割があります。

