阪神・才木、今季の勝利数トップ逃すも防御率リーグ首位を維持
【福留孝介の目】◇14日 阪神0―1中日(甲子園) 阪神・才木浩人投手(26)がハーラーダービートップに並ぶ13勝目を逃した7回に中日・石伊雄太捕手(25)に許した右前タイムリーについて、本紙評論家の福留孝介さん(48)は「外一辺倒になったことで外の球を狙い打たれた」と指摘
これが唯一の失点となった
投球が外角に偏った理由として、福留さんは「前回ああいうことがあり、引きずっていたのかもしれない」と察した
前回、優勝を決めた7日の広島戦(甲子園)では頭部死球で危険球退場となっていた
最多勝などタイトルがかかる今後に向けて、福留さんは「インコースに投げ切れる投球が戻ってくれば、本来の才木投手の姿になる」と語った
防御率1・60はリーグトップであり、勝利数はDeNA・東に1差の2位
初タイトルへの鍵は内角にありそうだ
阪神の才木選手は、防御率がリーグトップであるにも関わらず、勝利数でトップから一歩遅れを取る結果となりました。今後の試合での課題とされる内角投球が修正されれば、彼の成績がさらに向上する可能性があると期待されます。投手としての成長に注目が集まります。
キーワード解説
- ハーラーダービーとは?野球における投手の勝利数を競い合うランキングのことで、シーズンを通じて最も多くの勝利を挙げた投手が称えられます。
- 防御率とは?投手が投げたイニングあたりに許した失点の平均を示す指標で、これが低いほど投手の成績が良いとされます。
- 内角とは?バッターが立つ打席の近く、つまり体に近い位置を指し、ここに投げることで打者の反応を鈍らせる戦略が取られます。
- 外角とは?バッターから遠い位置のことを指し、ここにボールを投げることで、バッターの得意なコースを狙わせないようにします。
- 危険球退場とは?投手がバッターに対して頭部を狙った球を投げ、これが反則とされ退場となることを意味します。

