試合は西武戦で行われ、柴田は2-2の同点で4回2死走者なしの場面で降板することとなった
降板直後に登板した宮西がセデーニョにホームランを被弾し、勝ち越しを許した
柴田投手のピッチング内容
試合の始まり、柴田はまず西川、滝沢、外崎の3人を3者凡退に抑える好スタートを切ったこの「3者凡退」とは、投手が1イニング内で3人の打者をわずか3球で打ち取った状態を指す
続くイニングでは、渡部聖にヒットを打たれたものの、山村をフォークボールで二ゴロに仕留め、その後スライダーでセデーニョを打ち取るなど安定感を見せた
しかし、3回1死から源田に三塁打を許し、続く西川の死球や滝沢によるセーフティースクイズで先制点を奪われ、さらに外崎の中犠飛で2点目を献上
このように、1点差で追う展開が続く中、柴田は57球を投げたものの、勝敗はつかなかった
試合はその後、味方打線が反撃し同点に追いついたが、柴田が狙ったプロ初勝利には到達できなかった
今回の試合では、柴田投手が若手投手としての素質を存分に発揮し、序盤では堅固なピッチングを見せました。しかし、打たれた3回以降の失点が悔やまれます。これからの成長に期待がかかる投手であることは間違いありません。
キーワード解説
- セーフティースクイズとは?:バッターがフルスイングをせずに、ゴロやバントを多用して自ら進塁するプレーのことを指します。狙いは相手チームの守備の隙を突くことで、得点を狙います。
- 3者凡退とは?:1イニング内で、投手が与えた打者の数が3人であり、出塁を許さずに3人とも凡退させたことを意味します。これにより、投手の力が示される瞬間です。

