中日、8月以来の連勝を逃し、ワーストタイの14は致命的

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◆JERAセ・リーグ 阪神6―2中日(15日・甲子園) 中日ドラゴンズは、2025年8月30日以来の連勝を逃し、借金は再び今季ワーストタイの14に達した

先発投手の松葉弘樹(まつば ひろき)は、試合開始早々から誤算が続いた

初回の1死では中野拓夢に右翼線への二塁打を許し、続く2死からは佐藤輝明(さとう てるあき)、大山悠輔(おおやま ゆうすけ)の両選手に連続で適時二塁打を浴びた

これにより2点を失い、早くも出遅れ感が漂った

さらに、3回には佐藤輝に今季37本目のホームランとなる2ランを被弾し、早々と4回を終えた時点で5安打4失点という結果になってしまった

松葉はこれで11敗目を喫し、6月22日の日本ハム戦を最後に10戦連続で勝ち星なしとなり、7連敗という窮地に追い込まれた

実際、自己最多の8勝目は遠のき、チームの士気も低下している様子が見受けられる

さらに5回には2番手の近藤弘樹(こんどう ひろき)が再び佐藤輝に2打席連続の今季38号2ランを浴び、チーム全体で佐藤輝にカード別最多の9被弾を記録することとなった

打線も3回の田中俊太(たなか としき)の犠飛や7回の山本拓実(やまもと たくみ)の全力プレーによる三ゴロの間に得点するのが精一杯だった

これにより、阪神タイガースとの直接対決は再び11勝11敗の五分に戻り、シーズンも残り11試合を迎え、2012年以来となる13年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)出場が遠のいている

中日ドラゴンズの現状を見る限り、シーズンの終盤に差し掛かっているが、勝利から遠のいている様子が伺える。特に佐藤輝選手の活躍が目立つ一方で、先発投手の不調がチーム全体の士気にも影響を与えていると言えそうだ。今後の試合が、どのような結果に繋がるのか注目が集まる。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、プレーオフとして行われるシリーズで、リーグの上位チームが参加し、最終的に日本シリーズ出場権を争う重要な試合です。
  • 二塁打とは?:打者がボールを打った後、1塁から2塁まで走ることに成功することを指し、通常は外野へのヒットで記録されます。
  • ホームランとは?:バッターがボールを打つと同時に、外野のフェンスを越え、1塁、2塁、3塁、ホームをすべて回って得点することを指します。

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