藤川阪神がNPB史上最速でリーグ優勝を達成

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藤川阪神が9月7日に、岡田彰布監督在任中の2年前の優勝決定日から1週間も早く、プロ野球(NPB)のリーグ優勝を決めました

この快挙は2リーグ制以降で最速のものであり、過去にスピード優勝を達成したチームとそのストーリーに再注目が集まっています

歴代最速を更新する前には1990年の読売ジャイアンツが立ちはだかりました

この年、開幕戦は東京ヤクルトスワローズとの対戦でした

試合は進むにつれ、ジャイアンツは敗色濃厚に見えましたが、9回裏に篠塚利夫の飛球が本塁打と判定され、同点に追いつきます

さらに延長14回に入ると、押し出し四球によりサヨナラ勝ちを収めました

さらにその翌日も、ヤクルトとの試合で投手の木田優夫がプロ初のサヨナラ本塁打を放ち、連勝

「7勝1敗」と素晴らしい成績でシーズンをスタートしました

その後、協議や選手の不祥事などで一時首位を明け渡す瞬間もありましたが、特に5月8日に復活した桑田真澄投手が完封勝利を挙げ、首位奪回

その後1ヶ月で9連勝を2度記録し、優勝へ一直線に突き進みます

9月に入ると、優勝マジック「2」で迎えたヤクルトとの試合で、吉村禎章がサヨナラアーチを放ち、2年連続の優勝を果たしました

この年、エースの斎藤雅樹は自身2年連続で20勝をマーク、その存在は「ミスター完投」とも称されました

そして、2016年には広島東洋カープが歴代3位の早さで優勝しました

この年、広島は開幕直後は勝ったり負けたりでしたが、4月5日から勝ち星を重ね始め、6月には11連勝を記録

特に鈴木誠也選手の連続サヨナラ本塁打は新語・流行語大賞にも選ばれ、その活躍から「神ってる」という言葉も生まれました

藤川阪神の最速リーグ優勝は、過去の名チームの栄光をも思い起こさせる素晴らしい記録です。特に1990年の巨人や2016年の広島のように、好調なチームには選手の個々の活躍が欠かせません。今後の阪神の展開にも注目です。
キーワード解説

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