巨人・田中将、2年ぶりの6回投球もDeNAに惜敗

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◇セ・リーグ 巨人0―3DeNA(2025年9月15日 横浜) 巨人の先発投手・田中将大選手が、6回を投げるも2点を失い、DeNAに0-3で惜敗した

この試合は、田中選手にとって楽天時代以来2年ぶりとなる6回を投げ切る機会だったが、勝利は得られなかった

試合の6回、2死一、二塁の場面で、田中選手は石上選手に先制の2点適時二塁打を浴びた

石上選手が放った打球は右翼方向へ飛び、中山選手が必死に背走して捕球を試みたものの、結局はグラブに触れただけで捕れなかった

この結果、田中選手は3敗目を喫し、日米通算200勝はお預けとなった

試合後、田中選手は「素晴らしいプレーがたくさんあって、もり立ててもらった

最後の場面ではもう少し粘り切りたかった」と悔しさを語った

また、5回には丸選手のダイビングキャッチや、6回にはキャベッジ選手の好捕があったことに触れ、仲間の好プレーに感謝を示した

田中選手は前回8月28日の広島戦で2回5失点を喫し、翌29日には登録を外れていた

しかしこの日は、内角の直球でバッターを詰まらせる場面も見られ、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成したことから手応えも感じている様子だった

この敗戦で巨人は今季13度目の零敗を喫し、2位を争うDeNAに連敗したことで、8月2日以来の3位に落ちた

先発陣の離脱が続く中、田中選手は中5日で次の中日戦に向けて準備を進める意向で、「勝つために準備するだけです」と意気込みを見せた

この試合では巨人の田中選手が素晴らしい投球を見せたが、最後の局面での失点が悔やまれる結果となった。彼のさらなる成長と、チームが次の試合で立ち直ることに期待が寄せられる。
キーワード解説

  • 適時二塁打とは?:得点につながる打球で、二塁に到達する打撃のこと。
  • クオリティースタートとは?:先発投手が6回以上投げて自責点が3点以下であることを指す。
  • 日米通算200勝とは?:日本とアメリカのプロ野球で通算して200勝を挙げること。

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