本塁打の詳細
佐藤選手が放った1本目は3回裏に、投手松葉貴大(35)のボールを捉え、中堅右に運んだカウントが2―2の時に、内寄りに甘く入ったチェンジアップを逃さずスイングした
福留さんはこの投球について「すべて逆球だった」と評し、松葉投手が感じた心理的なプレッシャーを指摘した
相手投手への影響
福留さんは、佐藤選手が2ストライクまでしっかり振る姿勢が相手バッテリーに嫌な印象を与え、松葉投手にとって投球が非常に嫌なものだったと解説している強烈なスイングを持続することで、投手の制球を狂わせ、結果的に甘い球を誘う要因となっている
2本目の本塁打
5回には、左腕の近藤廉(26)から本塁打を記録初めはファウルと空振りで2ストライクを取られるものの、外角の誘い球を2球見送った
カウントを2―2に持ち込んだ後、5球目の外角速球に軽くバットを出し、左翼ポール際へ運んだ
この対応について福留さんは、今季の佐藤選手の進化を示す数字の残し方と評価した
進化の要因
「2ストライクを取られた後、同じことを3球続けなくなったしっかり振った上で、追い込まれたらコンタクトに切り替える
だから数字が残る」と福留さんは述べ、佐藤選手の本塁打量産と食塩の向上の必然性を指摘した
阪神の佐藤輝明選手の2打席連続本塁打は、現在のバッティングスタイルの進化を示すものです。投手の心理を読みながら、柔軟に対応する姿勢は、今後のさらなる成長が期待されます。佐藤選手の進化がチームに与える影響は大きく、他の選手にも良い刺激となるでしょう。
キーワード解説
- 本塁打とは? 野球において、打者が打ったボールが外野フェンスを越えて飛び出し、同時に走者が全ての塁を回って本塁(ホーム)に帰ることを指す。
- チェンジアップとは? 投手が投げる変則的な球種の一つで、通常の速球よりも遅い速度で投げられるため、打者がタイミングを外されやすい。
- 2ストライクとは? 打席に立った打者が2回アウトになるための投球を受けた状態を指し、打者は次の球に対して特に注意を要する。

