巨人・戸郷翔征投手、ヤクルト戦に向けた徹底した調整で巻き返しを狙う

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巨人の戸郷翔征投手は2025年9月16日、川崎市のジャイアンツ球場で投手練習に参加し、翌日のヤクルト戦に備えて調整を行いました

チームは15日の横浜DeNA戦で敗れ、現在はリーグ戦の順位が3位に転落しているため、戸郷投手は、「特に初回がすごく大事になる」と、先発戦略の重要性を強調しました

前回登板となった9月9日の広島戦では、戸郷投手は今季6勝目を挙げたものの、5イニングで4失点(自責点3)という結果でした

この試合では、1回に38球を要するなど、投球がもたついてしまい、結局5回で109球に達して交代を余儀なくされたため、次回は短いイニングでも効率よく投げることが求められます

現在、チームの先発陣は今月12試合中、5イニング以上を投げられたのは7試合のみで、完投した選手は1人もいません

この状況を受け、戸郷投手はブルペンの負担を考慮しつつ、責任感を持ってプレーする必要を認識しています

さらに、クライマックスシリーズ(CS)に向けた順位争いも視野に入っており、2位のDeNAとの差はわずか1ゲーム

残り試合は11試合という状況下で、戸郷投手は「本拠地でCSを迎えたい」という思いを語り、ヤクルトとの2連戦の初戦の重要性を強調しました

今季、ヤクルト戦では5試合に先発し、チーム別では最多3勝を挙げており、無敗という良好な成績を誇っています

特に8月19日の神宮球場での対戦では、今季最長の8イニングを投げて白星を手にしています

戸郷投手は「大胆に攻めつつも、丁寧に攻めるところはしっかりやりたい」と、自らの投球目標を掲げています

戸郷翔征投手のヤクルト戦に向けた調整は、チームが直面する順位争いやプレッシャーの中で特に重要な意味を持ちます。彼の成績がチームに与える影響や、初回の重要性についての認識から、彼が持つリーダーシップと責任感が伺えます。また、巨人がクライマックスシリーズ進出に向けて手を打つ姿勢も印象的です。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合の最初から登板するピッチャーのことを指し、試合の流れを作る重要な役割を持っています。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球において、レギュラーシーズンの成績上位チームによって行われるポストシーズンのトーナメントです。
  • ブルペンとは?:試合中に投手が準備をする場所、およびそこで待機する中継ぎ投手を指します。

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