西武・セデーニョが本塁打ペース上昇中、来季残留へのアピールとなるか。

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西武・セデーニョ選手が本塁打ペースを上昇中、来季残留のアピールなるか

西武ライオンズのレアンドロ・セデーニョ内野手(27)が、ここへきて本塁打のペースを急速に上げている

彼は10月12日の日本ハム戦にて、8回に投手生田目の投じたツーシームをバックスクリーンに運び、3号3ランを記録した

この一打は、5月25日のロッテ戦以来、約3か月半ぶりの本塁打である

連続してのホームランを記録

続く14日の試合では、7回に福島のカットボールを捉え4号2ランを記録し、15日には宮西の139キロ速球を利用して5号ソロ本塁打を放った

来日3年目となる今季、セデーニョは単年1億6000万円(推定)で西武に加入したが、球宴前までの成績は打率1割8分6厘、2本塁打、8打点と苦しんでおり、3度の登録抹消も経験している

新たな主砲候補登場によるプレッシャー

さらに、7月には新たな主砲候補としてJ・D・デービス内野手(32)が緊急獲得され、セデーニョの存在感が薄れる場面も見られた

しかし、逆転のクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す西武は、8月26日にセデーニョを再び昇格させ、その後の日本ハム戦で彼の本塁打がようやく実を結んだ

来季に向けたアピールの場
セデーニョは15日の試合後、「しっかりと自分のポイントまで引き付けて、振り抜くことができた」と語り、本来の打撃を取り戻したとしている

彼のこの時期の本塁打量産が、来季の残留に向けたアピールとなるかに注目が集まる

不文律とその変化

かつて西武には「年俸の査定基準は優勝が決定した試合までが対象」という不文律があったが、現在はクライマックスシリーズが導入され、消化試合の扱いが変わった

しかし、シーズンの早期から結果が出なかった助っ人外国人が、シーズン終盤に突然打撃を上げても、印象は簡単に変わらないのが現実である

特に150キロを超えるスピードボールへの対応に課題を抱えるセデーニョの来季契約の可能性は、厳しいものと言わざるを得ないという見解がついてまわる

西武のセデーニョ選手が本塁打を連発しているニュースは、ファンにとって期待が持てる内容だ。彼の活躍がチームのクライマックスシリーズ進出や自身の来季の契約にどのように影響するか、今後の展開に注目が集まっている。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球において、打者がボールを打って一塁からホームベースまで一気に走り、得点をすることを指す。打ったボールがフェンスを越えると、本塁打となる。
  • 来季とは?:来年度のことを指し、通常は野球のシーズンなどスポーツの年をまたいで使用される。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球におけるポストシーズンの一環で、レギュラーシーズン上位チームがトーナメント形式で戦い、優勝チームが日本シリーズに進む制度。
  • 登録抹消とは?:選手が怪我などの理由で、チームの登録リストから一時的に外されることを指す。この間、その選手は試合に出場できない。

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