これは2013年の西村健太朗に並ぶもので、両リーグ単独トップの成績となっている
「自分のピッチングに集中して、こうした結果に繋がった」と語った
前回の登板から5試合ぶりの登板となったこの日は、2点のリードをもって9回に登場
最速155キロの直球を武器に、見事に3者連続アウトを奪い、連敗をストップさせた
これで、12連続セーブを達成し、自身の持つ球団記録も更新した
マルティネスは今シーズン、ヤクルトとは11試合対戦し、防御率はなんと0.00という素晴らしい成績をキープしている
8回にはセットアッパーの大勢が3者凡退を記録し、球団新記録の50ホールドポイントを達成した
この成果は、「大勢のおかげで、リードした状態で9回に投げられている
彼が怪我なくやってくれたのは自分にとってもありがたい」と感謝の意を示した
マルティネスは毎回、マウンドに立つ際に足の位置を瞬時に決定する独自のスタイルを持っている
これにより、他の投手とは一線を画すパフォーマンスを実現している
「どの球場でもハイパフォーマンスを見せるが、特にこだわりはない
一番綺麗な場所で投げる」と話す彼の自信は、日々の練習に裏打ちされている
ホームゲームでは23セーブ、ビジターゲームでも19セーブと、安定した成績を残しており、その安定感がチームにとって大いに貢献している
中日では昨年まで4年連続Bクラスという厳しい状況にあったが、今年は2位争いを展開しており、モチベーションも高い
「怪我をせずに投げ切ることがチームにとって一番大事」と語ったマルティネスは,将来に向けての意気込みを見せている
(堀内 啓太)
セ・リーグセーブ数上位
| 順位 | 選手名 | セーブ数 |
|---|---|---|
| 1 | 巨人・マルティネス | 42 |
| 2 | 中日・松山 | 41 |
| 3 | 阪神・岩崎 | 31 |
キーワード解説
- セーブとは?試合の最終局面でピッチャーが登板し、リードを守ることによって記録される成績の一つである。
- ホールドポイントとは?中継ぎ投手が、試合でチームがリードしている状況で登板し、そのリードを守り続けたことによって記録される。

