中日、再びDeNAの東に封じられ0-1敗戦

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◇9月17日 中日0―1DeNA(バンテリンドームナゴヤ)中日ドラゴンズは、9月17日に行われたDeNA戦において、0-1で敗北しました

この試合では、ルーキー金丸夢斗投手(22)が7イニングを投げ、わずか1失点の健闘を見せましたが、打線がDeNAの東克樹投手(29)に抑え込まれ、勝利を逃しました

これで、中日は東に対して2023年から続く連敗が11となり、東攻略の目途が立たない状況です

試合後、金丸投手はファンに敬意を表しながらも、悔しさを滲ませた表情でベンチに引き上げました

金丸は「余分な四球(自己最多の4四球)を出してしまい、試合のリズムを持ってくることができなかった」と振り返る

試合の明暗を分けたのは7回表、無得点の状態から訪れたチャンスで、先頭を打った石上選手のゴロを一塁手・ボスラー選手がファンブルした場面

次打者の林選手が二盗を決め、その後、投手・東選手のスクイズによって均衡が破られ、DeNAがリードを奪いました

この試合は、金丸にとって東選手との対戦が3回目であり、「経験の差が出た」と語るように、ピンチを招いても落ち着いて試合を投げ抜く東の集中力を感じたとのこと

特に、7回の無死二塁から5番の福永選手を含めた三者連続三振は「ベストの投球」と称賛されました

金丸の成長が感じられる場面もあり、4回にはDeNAの筒香選手、オースティン選手の連打で無死二、三塁のピンチを迎えるも、無失点に抑えました

「左腕最大の武器と言える直球と精度の増した変化球のコンビネーションで、セ界ハーラートップの14勝を挙げる東選手と互角に渡り合った」と金丸は表情に自信を溢れさせました

今後の試合で東選手に勝利を収めることができれば、中日の明るい未来が開けることでしょう

今回の試合は金丸投手の成長を示す良い試合であったが、未だにDeNAの東投手との相性に苦しんでいる。復調の兆しを見せる中日が、今後どのようにこの課題を克服していくのかが注目される。
キーワード解説

  • ルーキーとは?新たにプロに入ったばかりの選手のこと。
  • 四球とは?ピッチャーがボールを投げ過ぎて、バッターが何もせずにベースを一つ進めること。
  • スクイズとは?バッターがバントでボールを前に転がし、走者が本塁を狙うプレー。

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