今季も、主力選手の故障や不調など様々な要因で選手の入れ替えが見られる中、多くの選手が一軍の舞台でプレーしている
しかし、一方では開幕以来二軍で過ごす選手もおり、特に福岡ソフトバンクホークスの又吉克樹は、その代表的な選手の一人だ
又吉克樹のプロフィール
又吉克樹は、右投右打の投手で、身長179cm、体重76kg、1990年11月4日生まれである出身は西原高で、環太平洋大学を経て、2013年のドラフトで中日ドラゴンズから2位指名を受けてプロ入りした
彼はその後、四国・香川オリーブガイナーズから中日ドラゴンズに加入し、プロ入り以降は安定した成績を収めてきた
キャリアの転機
特に2018年から2021年にかけては不動のセットアッパーとしてチームに貢献し、66試合に登板し、防御率1.28を記録するなどの好成績を残したことでも知られている2021年オフには、国内FA権を行使し、福岡ソフトバンクホークスに移籍した
移籍初年度の2022年には故障はあったものの、31試合登板で、防御率は2.10と素晴らしい数字を記録した
昨年の2024年シーズンもまずまずの成績を残していたが、今季は状況が変わった
開幕からの厳しい状況
2025年シーズンは、先発投手へ転向を試みたが、結果としては二軍での出場が続いている現在、二軍では24試合に登板し、71回1/3を投げ、4勝5敗、防御率3.79という成績に留まっている
これが続くと、プロ入り初の一軍未出場という事態も懸念される
まとめ
福岡ソフトバンクホークスは現在、優勝争いを展開しており、又吉も一軍戦力に加わりたいと願っているしかし、熾烈な競争を勝ち抜く必要があり、今後の展開が注目される
又吉克樹の一軍未出場は、プロ選手として非常に珍しいケースであり、彼の知名度や実力から考えても意外な状況です。今後、彼が復活して一軍に戻ることができるのか、注目が集まります。
キーワード解説
- FA権とは? 選手が他のチームと契約する際に、所属チームからの承認なく移籍できる権利のことです。
- セットアッパーとは? 試合の中で、主に勝ちパターンのピッチャーの前に登板し、相手打者を抑える役割を果たす投手のことを指します。
- 防御率とは? ピッチャーの成績を示す指標で、9イニング(約1試合)あたりに何点の得点を許したかを示します。

