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新人選手研修会での重要な指導、鳥谷敬氏が目標設定の重要性を強調

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10日、東京都内で「NPB新人選手研修会」が開催され、12球団から選出された新人選手121人と審判員2人の計123人が参加しました

午前中には東京ドームにある野球殿堂博物館を見学し、午後にはアンチドーピング活動やSNSの利用に関する講義が行われました

特別講師として登壇したのは、阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズで活躍した鳥谷敬氏です

彼は「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」というテーマのもと、目標設定や時間管理、数字の扱い、個人の役割、そして将来を見据えることについて講演しました

講演中、鳥谷氏は目標設定の重要性について、「長期的、中期的、短期的な目標を考えることで、自分が何をすべきかが見えてくる」と新人選手に訴えました

このような具体的な目標を立てることで、彼らは日々の練習や試合で何を優先すればよいのか理解しやすくなります

質疑応答では、東京ヤクルトスワローズのドラフト1位選手、中村優斗投手(愛知工業大)から「悪い時期をどう克服したのか」についての質問もありました

鳥谷氏は、「悪い時期はだいたい3週間周期でやってくる

その期間をうまく活用することが大切だ」と述べ、次回悪化した時の心構えを持つことが重要だと語りました

楽天のドラフト1位選手、宗山塁内野手(明治大学)は、「45歳まで現役を続けたい」と話し、自身の目標を高く持つ姿勢を見せました

鳥谷氏は宗山選手を称賛し、「顔立ちが良く、人々を魅了できる選手になるためには、24時間練習し続けなければならない」と期待を寄せました

講演を聴いた宗山選手は、「2月のキャンプインまでに投手としての成長を遂げたい

特に『打てるショート』を目指し、守備はもちろん、打撃成績でも結果を出していきたい」と強い意気込みを語りました

新人選手研修会は、選手たちにとって大変重要なイベントであり、先輩選手からの経験談を直に聞くことで、プロとしての認識を深める良い機会です。特に鳥谷氏の目標設定に関する講演は、新人選手たちが今後のキャリアを考える上で大いに役立つものでしょう。
キーワード解説

  • 新人選手研修会とは?:新しいプロ野球選手がプロとしての心構えや必要な知識を学ぶための研修会です。
  • アンチドーピング:スポーツにおける禁止薬物の使用を防ぎ、公平な競技を維持するための運動です。
  • 目標設定とは?:目指すべきゴールを明確にし、それに向かって計画的に行動することを指します。
  • スランプとは?:選手が一時的にパフォーマンスが低下してしまう状態を指します。

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