広島カープ、阪神に敗北し今季の最終対戦を飾れず

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◆JERAセ・リーグ 広島2―7阪神(17日・マツダスタジアム) 広島東洋カープは、阪神タイガースとの2025年シーズン最終戦に臨み、惨敗を喫しました

この試合は、広島が同カードで今季2度目の6連敗を記録する結果となりました

先発投手の高は、試合の立ち上がりでリズムを崩し、3回に森下に2ランホームランを浴びてしまいました

試合は6回以降、リリーフ陣も不調で、相手打線に反撃の機会を与えました

広島の打線は、難敵・大竹に対して、5回に中村奨とファビアンの連続適時打で1点差に詰め寄るのが精一杯でしたが、最終的には2点を奪われ危機感が漂いました

大竹は、マツダスタジアムでの通算成績を12試合で10勝目(1敗)としたことからも、広島の打線がどれほど苦戦していたかが伺えます

今季の阪神戦では、広島は03年以来22年ぶりのワーストタイの19敗(6勝)を喫し、負け越し13は球団ワースト記録となりました

この試合後、新井貴浩監督は、高投手の悪化した球威や、若手選手の成長について言及しました

新井監督のコメント

以下は新井監督の主な一問一答です:
―先発の高投手は立ち上がりからリズムをつくれなかった
「最初ちょっと真っすぐが、いつもより球威がないのかなと感じたけど、相手も登板を重ねるごとにいろいろ研究してくる

そこをまた乗り越えていってもらいたい」と語りました

―打線も5回に追い上げは見せたが、勢いに乗れなかった
「そうやね

2ランホームランで先制されて、相手投手陣に楽なピッチング、余裕を持ってピッチングをさせてしまった」と述べました

―阪神との今季最終戦だった
「全ての面において、力の差を感じさせれたシーズンだった」と総括しました

―若い選手も強いチームとの対戦を経験しながら成長を
「そこは一朝一夕にはいかないから、やっぱり自分が我慢してやっていくしかないと思います」と強調しました

今試合では広島が阪神に敗北し、シーズンを通じての課題が再確認されました。特に先発とリリーフ陣の投球において、さらなる強化が求められているでしょう。若手選手たちがこの苦しい経験を糧に成長していくことが期待されます。
キーワード解説

  • リリーフ陣とは?:ゲームの途中で先発投手に代わって登場し、相手打線を抑える役割を担う投手ですが、高い技術と精神力が要求されます。
  • 2ランホームランとは?:打者がランナーを2人のせた状態で一度の打席でホームランを打つことで、チームに2点をもたらす重要なプレーです。
  • 球威とは?:投手が投げる球の速さや力強さを指します。これが低下すると、打者に打たれやすくなります。

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