6月に40歳を迎える宮西は、後輩の左腕投手たちを指導しながら、徹底的な走り込みを行い、プロ18年目のシーズンに向けた準備を整えています
プロ野球史上4人目となる通算900試合登板にあと31試合という大ベテランが、今回の自主トレーニングを通じてその秘訣を明らかにしました
走り込みがもたらす身体と精神の強化
宮西は、「ランニングは手を抜くことができるが、それを乗り越えることで、シーズン中の厳しい状況を打破する力になる」と語ります具体的には、この日行った50メートル走を20本、100メートル走を6本という内容で、走ることが長く現役を続ける秘訣だと信じています
宮西のトレーニング方法には、強い根性が重要視されており、これまでの経験を基にした古き良きスタイルが反映されています
大先輩からの助言と共通のトレーニングスタイル
昨年12月に球界最年長のヤクルト・石川投手とイベントで顔を合わせた際、石川からは「体を休めると固まるが、しっかり動かすことでケガを防げる」との言葉がありましたこのアドバイスに深く共感した宮西は、他のチームの先輩方と話すことで、自らのトレーニングにおいてもランニングが非常に重要であると再確認しました
トレーニングへの情熱とその結果
宮西は新年早々から自らのトレーニングを本格化させ、4勤1休のスケジュールで取り組んでいます「もうすでにピークに達している」と自信を持ち、ウエートトレーニングも約2時間にわたり徹底的に行っています
球団のトレーナーからの注意もありながら、自らの限界を突破することを目指しています
また、今年初のブルペン投球も行い、手応えを得たと語りました
2025年の目標
「今年は1年を通じてチームに貢献する」という明確な目標を掲げた宮西投手自身の経験とトレーニングを基にさらなる高みを目指しています
プロ18年目となる今年も、走り続けることを宣言しており、彼の進化に期待が高まります
宮西投手の自主トレーニングに注目が集まる中、彼の走り込みがプロ野球選手としての持続的な成長にどれほど影響するかが興味深いです。40歳という年齢にあたり、若手選手たちへの影響力がさらに高まることが期待されます。
キーワード解説
- 自主トレとは？：自主トレとは、選手が自主的に行うトレーニングのことです。チームの指導者がいない状態で、自らの課題を克服するために取り組むことが一般的です。
- ブルペン投球とは？：ブルペン投球は、試合に出る前に投手が行う投球練習のことです。投球フォームを確認したり、調整を行ったりするために重要な場面です。
- ランニングとは？：ランニングは、心筋と肺機能を強化するためのエクササイズです。身体の持久力を高めるために多くのアスリートが取り入れています。
