この試合の先発、種市篤暉投手(27)は、7回4安打6奪三振無失点という圧巻のピッチングを披露し、これで5連勝となった
種市のピッチング
試合の初回には2死一、三塁のピンチを迎えたが、冷静さを保ち宗山を二ゴロに打ち取るしかし、以降は得点圏にランナーを置くことなく、83球で7回を完投
これにより、9試合連続で「クオリティースタート」を達成した
「クオリティースタート」とは、先発投手が6回以上を投げ、自責点が3以下であることを指す
吉井監督の戦略
試合後のインタビューで吉井理人監督(60)は、種市を7回で降板させた理由について、「余分なイニングなんで、この後もしっかり投げてもらいたいから」と説明したこれは先発投手の体力を温存し、今後の試合でも活躍を期待する意図があった
打線の奮起
打線は初回から活発で、1番の西川史礁外野手(22)と2番の岡大海外野手(34)が連打で出塁1死満塁の場面で押し出しで先制した後、続けて藤岡裕大内野手(32)の2点適時二塁打、安田尚憲内野手(26)の犠飛により、一挙4得点を奪った
吉井監督は西川を「1番バッターは文字通り切り込み隊長なので、切り込んでくれた」と高く評価した
さらに追加点
2回にも1死一、三塁から高部瑛斗外野手(27)が2点適時三塁打、山本大斗外野手(23)が適時二塁打を放ち、2回までに7点を奪う圧倒的な戦いぶりを見せた吉井監督は「ランナーたまったところで、藤岡と高部が長打を打ってくれたのが大きかった」とコメントした
今回の試合では、ロッテの先発投手種市篤暉が素晴らしい投球を見せ、チーム全体の士気を高める結果につながりました。打線も序盤から積極的に得点を重ね、連勝が続いています。特に西川選手のリードオフや高部選手の決定打が印象的でした。
キーワード解説
- クオリティースタートとは? 先発投手が6回以上を投げ、自責点が3以下であるスタートを指します。これは投手の安定性やゲーム管理能力を示す重要な指標です。

