ソフトバンク、栗原の劇的同点弾で日本ハムに逆転勝利

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◇パ・リーグ ソフトバンク3―2日本ハム(2025年9月18日 みずほペイペイD) パシフィック・リーグの首位を走る福岡ソフトバンクホークスが、2位の北海道日本ハムファイターズに対して逆転勝ちを収め、優勝マジックを「7」へと減らした

試合は両チームともに得点を争う緊迫した展開となり、注目が集まった

試合は1-2のまま8回を迎え、ここで栗原陵矢内野手(29)が起死回生の同点ソロホームランを放つ

栗原はこのホームランで今季7本目のアーチを描き、チームにとって貴重な追い上げ点をもたらした

さらに、その後、川瀬晃内野手(28)が押し出し四球を選び、ソフトバンクは逆転に成功した

小久保裕紀監督(53)の采配も光り、劣勢にありながらも勝ちパターンの投手を次々と投入し、試合を有利に進めた結果、ソフトバンクはこの試合を制し、5連勝を飾った

これにより、日本ハムとのゲーム差は4.5ゲームとなった

栗原はお立ち台で興奮の様子を見せ、「興奮して記憶があまりない

気づいたら振っていて、気づいたらガッツポーズをしていた」と語った

この言葉からも、彼のプレイに対する情熱が伝わってくる

8回の同点弾は、今季の栗原にとって大きな意味を持つ一打となった

栗原は今季、右脇腹の負傷に悩まされていたが、8月末には1軍復帰を果たし、9月には打率・426、2本塁打、11打点と本領を発揮している

過去に日本シリーズでMVPを受賞した経験も持つ栗原は、「野球人生においても痺れるホームラン」と振り返りながら、選手としての幸せを表現した

試合前日の西武戦でも好調を維持し、3安打の活躍

特に2回にはダイビングキャッチで好守を見せるなど、攻守でチームを支えた

栗原の活躍により、ソフトバンクは今季最大のゲーム差を日本ハムに付け、優勝へ向けてのマジックは7

栗原自身も自信を取り戻し、今後の試合への期待を膨らませている

ソフトバンクの栗原が見せた逆転劇は、野球ファンにとって忘れられない瞬間であり、選手自身にとっても特別な意味を持つものでした。栗原のホームランは、チームの士気を高め、今後の試合に向けての強い姿勢を感じさせます。優勝への道は険しいですが、栗原の活躍がその可能性を広げています。
キーワード解説

  • 逆転勝利とは?:試合中に後れを取っていたチームが、その後のプレーで得点を重ねて、試合の結果が反転することを指します。
  • 同点ソロとは?:野球において、選手がホームランを打つことでその試合が同点になることを意味します。
  • 優勝マジックとは?:チームが優勝するために必要な勝利数を示す数字で、数字が減ることで優勝に近づいていることを意味します。

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