中日・松山晋也、最多セーブ争いで巨人のマルティネスに迫る

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2025年9月19日、プロ野球シーズンも終盤に差し掛かる中、中日ドラゴンズの守護神、松山晋也投手(25)が注目を集めている

彼は、セーブ数においてリーグトップの巨人・マルティネスに1セーブ差の41セーブを記録しており、今季の最多セーブタイトルを狙って静かに闘志を燃やしている

松山晋也の闘志とリスペクト

「ライデルと高いレベルで、そういう争いができて本当に光栄ですし、うれしいです」と語る松山は、相手選手に対するリスペクトの姿勢が特徴的だ

緊張感あふれるマウンド上の彼とは対照的に、グラウンドを離れると、長いまつげと優しい目元で好青年のイメージを持つ

入団からの成長

松山は2022年の育成ドラフト1位で入団し、否応なく高い期待が寄せられている

1年目には支配下登録され、36試合に登板し、1勝1敗、17ホールド、防御率1.27を記録した

元同僚のマルティネスは、松山の投球力を高く評価し、「今の松山の方が、凄い球を投げている」とコメントしていた

次世代のクローザーを目指して

松山はマルティネスから多くを学び、練習や試合に向かう姿勢を吸収してきた

今季のセーブ機会成功率は9月6日まで100%を維持していたが、巨人戦での初セーブ失敗後、迅速に結果を出した点も評価される

多くの選手がセーブ失敗後に調子を崩す中、松山の冷静さと実力は目を見張るものがある

感謝の気持ちを忘れずに
「野手のみなさん、先発投手、中継ぎのみなさんに本当に感謝しています」との言葉には、チームメイトへの感謝の気持ちが表れている

彼の武器は直球と得点圏で空振りを奪うフォークで、今季は右肘骨折から戻ってきてもタイトル争いを繰り広げている

最後に松山は、「ライデルが獲ったとしても、僕が獲ったとしても、うれしいことですし

でも、強い意志は持っています」と語っており、今後のタイトル争いに向けた意気込みを見せている

シーズンのラストスパートで、真のNo.1クローザーは誰になるのか、目が離せない

松山投手の活躍は目を見張るものがあります。特にクローザーとして高いセーブ数を記録し、周囲の期待に応えている姿は多くのファンを魅了しています。また、彼の言葉からはチームメイトへの感謝の気持ちが感じられ、仲間思いの一面も印象的です。今後の成長と、タイトル争いの行方が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • クローザーとは?試合の最終段階で登板し、相手の得点を防ぐ投手のことを指します。特に重要な役割を担っているため、精神的な強さが求められます。
  • セーブとは? 簡単に言うと、試合の終盤に登板し、自チームが勝つための点差を維持することを意味します。成功した場合、記録として残ります。
  • フォークとは?ボールが急激に落ちる変化球で、打者に空振りを誘いやすい特徴があります。ピッチャーにとって強力な武器の一つです。

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