彼は、セーブ数においてリーグトップの巨人・マルティネスに1セーブ差の41セーブを記録しており、今季の最多セーブタイトルを狙って静かに闘志を燃やしている
松山晋也の闘志とリスペクト
「ライデルと高いレベルで、そういう争いができて本当に光栄ですし、うれしいです」と語る松山は、相手選手に対するリスペクトの姿勢が特徴的だ緊張感あふれるマウンド上の彼とは対照的に、グラウンドを離れると、長いまつげと優しい目元で好青年のイメージを持つ
入団からの成長
松山は2022年の育成ドラフト1位で入団し、否応なく高い期待が寄せられている1年目には支配下登録され、36試合に登板し、1勝1敗、17ホールド、防御率1.27を記録した
元同僚のマルティネスは、松山の投球力を高く評価し、「今の松山の方が、凄い球を投げている」とコメントしていた
次世代のクローザーを目指して
松山はマルティネスから多くを学び、練習や試合に向かう姿勢を吸収してきた今季のセーブ機会成功率は9月6日まで100%を維持していたが、巨人戦での初セーブ失敗後、迅速に結果を出した点も評価される
多くの選手がセーブ失敗後に調子を崩す中、松山の冷静さと実力は目を見張るものがある
感謝の気持ちを忘れずに
「野手のみなさん、先発投手、中継ぎのみなさんに本当に感謝しています」との言葉には、チームメイトへの感謝の気持ちが表れている彼の武器は直球と得点圏で空振りを奪うフォークで、今季は右肘骨折から戻ってきてもタイトル争いを繰り広げている
最後に松山は、「ライデルが獲ったとしても、僕が獲ったとしても、うれしいことですし
でも、強い意志は持っています」と語っており、今後のタイトル争いに向けた意気込みを見せている
シーズンのラストスパートで、真のNo.1クローザーは誰になるのか、目が離せない
松山投手の活躍は目を見張るものがあります。特にクローザーとして高いセーブ数を記録し、周囲の期待に応えている姿は多くのファンを魅了しています。また、彼の言葉からはチームメイトへの感謝の気持ちが感じられ、仲間思いの一面も印象的です。今後の成長と、タイトル争いの行方が非常に楽しみです。
キーワード解説
- クローザーとは?試合の最終段階で登板し、相手の得点を防ぐ投手のことを指します。特に重要な役割を担っているため、精神的な強さが求められます。
- セーブとは? 簡単に言うと、試合の終盤に登板し、自チームが勝つための点差を維持することを意味します。成功した場合、記録として残ります。
- フォークとは?ボールが急激に落ちる変化球で、打者に空振りを誘いやすい特徴があります。ピッチャーにとって強力な武器の一つです。

