ロッテ西川、1番打者として2試合連続マルチ安打達成
ロッテ・西川史礁選手が18日、ZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦において「1番・左翼」として出場し、見事に2安打を記録しましたチームはこの試合で7-0と快勝し、西川選手の活躍が勝利に大きく寄与しました
彼は公式戦において打率が低迷していたが、6月中旬に1軍に復帰以降、好調をキープし、新人王の有力候補として浮上しています
試合の初回、西川は先頭打者として打席に立ち、いきなり142キロの直球を右前に打ち返しました
彼は「ファーストストライクからどんどん攻めていく」とコメントし、チーム全体の勢いを引き出す重要な役割を果たしました
続いて2回にはカウント1-2と追い込まれる状況から見事にチェンジアップを捉え、さらなる得点を生み出しました
西川選手はオープン戦では優れた成績を収めましたが、公式戦では4月に2軍落ちを経験しました
しかし、その後打撃スタイルの変更に取り組み、ミートポイントを体に近づけることで、対処能力を向上させています
7月のオリックス戦に続き、楽天戦でのマルチ安打は、彼にとっての再浮上の証と言えるでしょう
目指すは3割、規定打席到達への道
西川選手は6月中旬に1軍に戻り、その後の月間打率は高く、特に7月と8月はそれぞれ3割を超えて絶好調でした9月に入り少し失速しましたが、「今は状態が良くなってきている」と自信を示しています
新たな目標として「規定打席を達成するだけでなく、打率3割を目指したい」と語っており、打席数を増やすためにも1番打者での出場が重要です
現在の打率は.286で、もし6~8月のパフォーマンスを再現できれば打率3割も視野に入ってきます
3割を達成すれば新人王争いにおいて圧倒的な存在感を示すことができるでしょう
ここにきて調子を上げてきた西川選手は、フルスイングを続けることでシーズンの終盤を駆け抜けるつもりです
西川選手の復活劇は、努力と適応力の結果だと言えます。打撃スタイルの見直しや、厳しい状況を乗り越え、再び試合での活躍を見せる姿は、多くのファンに勇気を与えているでしょう。今後の試合でもその活躍に期待が集まります。
キーワード解説
- マルチ安打とは?:同じ試合で2本以上の安打を打つことを指す用語で、選手の打撃力や試合での重要性を示す指標です。
- 新人王とは?:その年度のプロ野球で活躍した新人選手に与えられる賞で、特に優れた成績を収めた選手が受賞します。
- 規定打席とは?:シーズン中に選手が一定数の打席に立つことを意味し、その数に達しないと打率などの個人成績が正式に記録されません。

