阪神の近本選手に対する信頼感を語る元投手・秋山氏の見解

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◇セ・リーグ 阪神―DeNA(2025年9月19日 甲子園) この日の試合中継で解説を務めた元阪神投手の秋山拓巳氏(34)が、阪神の近本光司選手(27)について、その独自のプレースタイルにおける信頼を語りました

 試合は3回1死一塁という状況で進行中、先発投手の早川が打席に立つと一ゴロを放ち、当然彼は一塁に向けて走りました

このとき、秋山氏は「近本選手はこういう時、初球を絶対に振らないのが特徴です

これはピッチャーが次のイニングの準備を整えられるようにするためです」と解説しました

 通常、打者が初球を見送るというのは意識的な選択ですが、秋山氏によればこのわずか1球でも、他の選手がベンチでリラックスするための時間を作り出すことができるとのことです

秋山氏は「初球がストライクゾーンに来ても、近本選手は絶対に振らない傾向があります」と強調しました

 その後、DeNAの先発ジャクソンが投じた初球は高めになりましたが、予想通り近本は見送ったといいます

秋山氏は「通常は初球は打たないと言うものの、良いコースが来れば振ってしまう選手が多い中、近本は動じることがありません」と述べ、彼への信頼感を表明しました

 このように、近本選手の冷静なプレースタイルは、仲間やファンからの強い支持を得ています

秋山氏は、同じユニホームでプレーしていたころの絆からくる特別な視点での信頼感を示しました

 近本選手に対する秋山氏の信頼感が特に際立ったこの一言から、彼のプレースタイルがいかにチームのために設計されているかを感じることができます。近本選手の冷静さは、チーム全体に安心感を与える要素であり、まさにプロ選手たる所以を示しています。
キーワード解説

  • 初球とは?
  • ストライクゾーンとは?
  • ピッチャーとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。