早川選手は66球を投げ、安打を与えず無失点という素晴らしい成績でプロ2勝目(0敗)を取得しました
試合は初回から緊迫した展開となり、先頭打者の蝦名選手、続けて桑原選手に連打を許し、無死で一、三塁というピンチを迎えました
しかし、ここで早川選手は圧巻のピッチングを見せ、わずか2球で打席に立った筒香選手を右飛に打ち取り、さらにビシエド選手を138キロのツーシームで遊併殺に仕留めました
「連打は浴びましたが、桑原選手には強打されなかった」と冷静な判断を見せました
その後のイニングでも3回以外は毎回走者を許すも、185センチの長身から繰り出される力強い直球と多彩な変化球で、DeNA打線を抑え込みました
「野手の声掛けやファンの声援があったおかげで、ピンチを感じることなく強気に投げられた」と、リラックスした雰囲気で振り返りました
クライマックスシリーズで再び対戦する可能性がある相手を一歩先んじて封じ込め、アピールにも成功した早川選手
試合後、藤川球児監督(45)も「彼の特長がしっかり出ていた」と高く評価しましたが、「立ち上がりに課題がまだ残る」と冷静にチームの成長を促しました
若手選手の好調さが際立ち、阪神はこの試合に4-0で勝利
4連勝を達成し、球団最多となる87勝まであと4勝に迫っています
今回の早川選手の活躍は、今後の阪神タイガースにとって非常に貴重な存在感を示しています。特に若手選手が重要な場面で結果を出すことで、チーム全体の士気が高まります。また、プロ初の甲子園での先発というプレッシャーの中で冷静な投球ができたことも、彼の成長を感じさせます。
キーワード解説
- 甲子園とは?:甲子園は、兵庫県にある甲子園球場のことで、プロ野球や高校野球の試合が行われる日本の名所の一つです。
- ツーシームとは?:ツーシームは、ピッチャーが投げるボールの一種で、通常の直球よりもシュートするように変化します。打者にとって打ちにくい球種です。

