6回を投げ、7安打1失点という成績で、無傷の9勝目の権利を掴んで降板した
園田投手は初回、2回と走者を背負いながらも無失点に抑え、3回には試合初の3者凡退を達成
4回までに2度の併殺打を奪うなど、打たせて取る投球術を駆使してアウトを重ねていった
4回には味方打線がティマ選手の適時二塁打で先制点を挙げ、援護をもらった
しかし、5回には2死から連打を許し、一、二塁のピンチを招くと、8番の山口選手に左前へ適時打を浴びて同点に追いつかれた
だが、打線がその裏に勝ち越しに成功し、迎えた6回には無死満塁のピンチを迎えるも、有薗選手を遊直、吉田選手を二ゴロ併殺に打ち取ってガッツポーズを見せた
結局、7安打を浴びながらも3度の併殺打を奪い、最少失点で試合をしのぐ結果となった
園田投手は2023年の育成ドラフトで5位指名を受けて入団
2年目の今シーズンは2軍で公式戦デビューを果たし、試合前の時点で12試合に登板して8勝0敗、防御率1.50と安定した成績を残している
園田投手のピッチングは、非常に安定感があり、若手ながらも確かな実力を示しています。これからのさらなる成長が期待される中、巨人の未来を支える重要な存在となるでしょう。特に、ピンチを迎えた場面でも冷静さを保ち、併殺打を奪う技術は、今後の大きな武器になりそうです。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは? - 野球界において、チームが若手選手を獲得するための制度で、プロ入り後一定期間は支援を受ける。主にチームの育成に特化した選手を指名する。
- イースタン・リーグとは? - 日本のプロ野球の2軍リーグの一つで、主に関東地方のセ・リーグのチームが参加。選手の育成と調整のための場として機能する。
- 防御率とは? - 投手が投げたイニングに対する失点の割合を示す指標で、低いほど優れた投手とされる。通常、1試合あたりの自責点を9倍し、投球回数で割って求められる。

