開幕戦は3月28日に行われる広島戦で、坂本は再び開幕マスクを目指す
大事なチームの“女房役”として、開幕勝利を果たすための準備が始まった
自身2年ぶりとなる松山での自主トレで、坂本は「技術練習もトレーニングも、どちらもちゃんとやってもらえる」と期待感を表明
捕手としては中村からの指導を受け、山田や小園からも打撃技術を学びながら、さらなる成長を目指す
この自主トレの目的は、3月28日の開幕・広島戦に向けた準備に他ならない
昨シーズンは坂本にとって初の開幕マスクを任されたが、勝利には結びつかなかった
スタメンとしての初勝利までに4試合が必要だったことから「勝つことの重要性を理解している」と語る
「開幕から初勝利を藤川監督にプレゼントできれば、チームにも良い流れがもたらされる」と期待を込めた
この自主トレの重要なポイントは、小園と共に取り組むことだ
昨年対戦した際には小園から多くの結果を残された坂本は、「甘い球を打たれないため、自分のミットに入らないようにする」と対策を練る
小園は昨シーズン、阪神戦で打率292を記録した実力者でもある
「プロ野球で毎回同じようにやられるわけにはいかない」と語る坂本は、自己の技術向上にも力を入れている
この日、ロッテの後輩捕手にキャッチング技術を熱心に助言しており、「試合になれば真剣勝負だが、こういった場所では何でも学びたい」と姿勢を貫く
午前10時から午後5時までの充実した練習を無駄にせず、着実に次のステップへ進む
藤川新監督のもと、坂本にとっては変革の年になる
自身がチームの中心選手として責任感をもってプレーすることを決意している
「正捕手の座を狙い、開幕戦で広島打線をリードし、ウイニングボールを監督に届けたい」と力強く述べた
坂本誠志郎選手の自主トレーニングは、開幕戦に向けた重要な準備の一環です。競争の激しいプロ野球で生き残るためには、仲間との技術交流やトレーニングが不可欠です。特に小園選手との連携を強化することで、実戦での勝利を引き寄せる準備が整えられると期待されます。
キーワード解説
- 捕手とは？捕手は野球においてバッターとピッチャーの間に位置し、ボールを受ける役割を担っています。プレー中は戦略的な判断と迅速な反応が求められます。
- 合同自主トレとは？合同自主トレは、複数の選手が集まって自発的に行うトレーニングのことです。技術を交換し、互いに成長を促す機会です。
- ウイニングボールとは？ウイニングボールは、その試合に勝利した際に特に意味のあるボールを指す言葉です。これを監督に渡すことは大きな喜びや達成感を伴います。
