阪神、高橋が初黒星 ＣＳに向けた駆け引きも見え隠れ
「阪神１－４ＤｅＮＡ」（２０日、甲子園球場）において、阪神タイガースは公式戦初対戦となった横浜DeNAベイスターズに敗れ、連勝が「４」でストップしたこの試合で注目すべきは、阪神の先発・高橋投手だ
彼は４回２／３を投げ、５安打２失点という内容で、今季初黒星を喫した
高橋と梅野のバッテリーの意図
評論家の中田良弘氏は、高橋と捕手・梅野のバッテリーについて言及した彼は、今後のクライマックスシリーズ（CS）で対戦が予想されるDeNAに向けた「手の内隠し」の可能性を指摘した
この「手の内」とは、投手がどのような球を投げるか、あるいはどのように配球を行うかという戦術を意味する
高橋の投球内容と課題
高橋は今季初の中６日での先発となり、途中で降板したが、その内容は決して悪くなかった「序盤のボールは素晴らしいものだった」との評価もあった
特に、右打者への内角に投げ込むストレートやカットボールの精度が高かった
しかし、四回に山本選手に打たれた先制タイムリーは低めの難しい変化球だった
連続して降板する高橋の状況
高橋は今季９月に入ってから、先発した２試合いずれも５回を持たずに降板している前回の巨人戦では、２本の本塁打を打たれるなど、状態が心配される
DeNAはクライマックスシリーズで対戦する可能性のあるチームであり、高橋にとってはこれからの調整が鍵となりそうだ
今回の試合は阪神にとって厳しい結果となったが、高橋投手が今後どのように調整していくのかが注目です。また、梅野とのバッテリー編成も興味深く、今後の展開に期待が高まります。特にクライマックスシリーズを意識した戦略がどのように影響するのか、野球ファンにとっても見逃せないポイントとなるでしょう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プレーオフのようなものを指し、リーグ優勝チームを決めるための大事な試合です。
- バッテリーとは？野球における投手と捕手のコンビを指し、試合の戦術において非常に重要な役割を持っています。
- 手の内とは？投手が持つ球種や配球の戦術のことで、相手チームにその情報が知られることを避けるための工夫が求められます。
