降雨によりノーゲーム、吉田聖弥投手の先発初戦が中止に

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中日ドラフト2位ルーキー吉田聖弥、降雨ノーゲームで試合が中止に

中日のドラフト2位ルーキー、吉田聖弥投手(23)が、9月20日に行われたウエスタン・リーグの広島戦に先発しましたが、飯田での試合は降雨によりノーゲームとなりました

吉田選手は、試合の初めに打者2人を打ち取る好投を見せましたが、試合が続行できなくなり、残念ながら結果は残せませんでした

先発としての意気込みを見せた吉田選手

この日は、約1カ月半ぶりの先発登板となった吉田選手は、「1軍で先頭に四球を出したりという課題も出たので、絶対に抑えるつもりで投げました」と語っていました

先頭打者である久保選手を一ゴロに打ち取り、続く渡辺選手も右飛に打ち取るなど、まずまずの立ち上がりを見せました

しかし、試合が進行しない状況となり、雨脚が強くなったため、残念ながら試合は終了となりました

1軍経験を経て得た教訓

今季は8月6日に1軍初昇格し、救援で5試合に登板、9イニングを投げて0勝1敗、防御率5.00の成績を残しましたが、11日に出場選手登録を抹消されました

吉田選手は「1軍を経験し、打者のレベルの高さや立ち上がりの難しさを改めて痛感した」と振り返り、さらなる成長を目指す意欲を示しました

「(1軍で)悪いところが目立ちましたけど、2軍だったら三振が取れても1軍ではそうでなかったり」と話し、今後のパフォーマンス向上に向けて意識を高く持つ考えを明かしています

今後の先発予定
中日の2軍監督である落合氏は、「ハヤテのところで先発させます」と述べ、吉田選手の次回登板は、23日からのくふうハヤテとの3連戦(ナゴヤ)での先発が見込まれています

今回の吉田聖弥投手の試合が降雨でノーゲームとなるのは残念でしたが、彼の立ち上がりには光るものがありました。1軍での経験を生かし、次の登板に向けてしっかり準備をしていけば、さらなる成長が期待できるでしょう。特に、1軍での難しさを実感している吉田投手にとって、今後の試合で課題を克服し、成績を改善することが一層重要です。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における二軍のリーグの一つで、主にフルシーズンの試合を通じて選手の育成を目的としています。
  • 先発投手とは?:先発投手は、試合の最初から登板し、できるだけ多くのイニングを投げる役割を果たす投手のことです。試合の運命を左右する重要な存在です。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が自身が投げたイニングで何点の走者を許したかを示す数字で、低ければ低いほど良い成績を表します。

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