DeNA・蝦名、鬼門の2回に2点打で2位キープを支える

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◇21日 DeNA7―2広島(横浜) プロ野球・横浜DeNAベイスターズの外野手、蝦名達夫選手が、横浜スタジアムで行われた広島東洋カープ戦において、特に印象に残る活躍を見せた

試合は2回裏に進行し、DeNAは2死満塁の場面で蝦名が右前に2点適時打を放つという結果となり、これがチームの流れを変える重要な一打となった

蝦名はこの日、5打数2安打2打点と圧巻のパフォーマンスを披露し、今季22回目のマルチ安打を達成した

プロ野球において「マルチ安打」とは、1試合で2本以上の安打を記録することで、選手の打撃力を示す指標として重視されている

そして、この勝利により、DeNAはクライマックスシリーズ(CS)を本拠地で開催できる2位をキープするという向上心あふれる目標に向けて大きな前進となった

試合中には、2度にわたる55分間の降雨中断があったが、蝦名は集中力を切らすことなくプレーを続けた

「塁に出ることだけを考えて、1球でも多く投げさせる気持ちで打席に入りました」と蝦名

その言葉からも、彼の勝利への強い意志が感じ取れた

さらに、「2位になってハマスタでCSをやるのが目標

昨年はレギュラーで出ていないのでワクワクしています」と期待を寄せている

三浦大輔監督も「ほぼほぼ1カ月、1番としての役割をやってくれている」と、蝦名の活躍を称賛し、チームの士気を高めていた

今回の試合での蝦名選手の活躍は、彼自身の意志と集中力の賜物であり、結果としてチーム全体をも鼓舞するものであった。雨天の中でも集中力を保つ姿勢が評価され、クライマックスシリーズ進出の期待がさらに高まったと言える。特に、彼の目標がハマスタ(横浜スタジアム)でのCS開催にあることは、ファンにとって大きな期待となる。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ:プロ野球のポストシーズンで、プレーオフ進出をかけた戦い。リーグごとに行われ、勝者が日本シリーズへ進出する。
  • マルチ安打:1試合で2本以上の安打を放つこと。特に選手の調子や能力を示す指標として重要視される。

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