阪神・森下翔太、絶好調を維持し9月の打点王争いに名乗り

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「ヤクルト8-1阪神」となった試合で、阪神・森下翔太外野手(25)が圧倒的なパフォーマンスを見せ、8回に中犠飛を放つなど頼もしい活躍を披露した

森下は初回に塁に出てから5試合連続安打、20試合連続出塁を達成し、彼の存在感が光った

打率・393という驚異的な数字を保持している森下は、9月だけで4本塁打、14打点を記録しており、残り6試合のレギュラーシーズン、さらには10月15日から始まるクライマックスシリーズファイナルステージに向けて更なる期待がかかる

試合前までの森下の打率は・341と高水準を維持しており、この日の神宮球場でも快音が止まることはなかった

初回、フルカウントからの7球目に150キロの外角高め直球を振り抜き、右翼手・並木の頭上を越える右越え二塁打を放った

さらに、塁上では余裕のポーズを決めてファンを魅了した

しかし、試合は降雨に見舞われ中断を余儀なくされる場面もあった

六回の1死の場面で迎えた打席では、ボールを見極めつつ中断前からの集中力を維持し、再開後には初球を外角にある変化球を打って中前へ運んだ

この一打は、スタンドで待ちわびていたファンに喜ばれるもので、しっかりと仕事を果たした

試合も一進一退の状況に追い込まれたが、大雨で3回目の中断を経ても森下の集中力は途切れることがなかった

0-8の状況で無死一、三塁の場面に立ち、この試合でも打撃役割を全うした

追い込まれた場面でも高く浮いたカーブに適切に反応し、確実に犠飛を打ち上げ89打点目を記録

これで残り1打点となり、今シーズン中に90打点に到達すれば球団史上3人目の快挙を達成することになる

今シーズンの森下は、9月の間に17試合中16試合で安打を記録し、試合後にはファンから「打点王狙えるぞ!」と期待を寄せられた

背番号1の存在感は増すばかりであり、クライマックスシリーズに向けて勢いを加速させていくことが期待される

今回の試合での森下選手の活躍は、試合全体の流れとは裏腹に、彼がセンターに立つ能力を証明しているように見えました。降雨の影響がある中でも集中力を維持して地道に結果を出し続けている点が素晴らしいです。彼の今後の打撃成績にも注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • 打点とは?:打点は、選手が打った時に走者がホームに生還し得点となった数を指します。打点数が多い選手は、チームの得点を稼ぐ貴重な選手とされています。
  • フルカウントとは?:フルカウントは、打者に対してボールが3つ、ストライクが2つの状態を意味します。この状況では次の投球が決まると、打者が出塁するか三振するかが決まります。
  • クライマックスシリーズとは?:クライマックスシリーズは、プロ野球のポストシーズンの試合であり、各リーグの上位チームが優勝を争います。優勝チームは日本シリーズへと進出します。

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