巨人・田中将大投手、200勝達成の瞬間を懸けた挑戦が続く

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 巨人・田中将大投手(36)が21日の中日戦(バンテリン)に先発登板したが、6回途中で5安打5失点という結果に終わり、4敗目を喫した

この試合で、田中投手の日米通算200勝はさらに先送りとなった

 試合の初回、田中投手は2点の援護を受けたものの、直後に上林選手の16号ソロホームランおよび2回には石伊選手の2号逆転2ランを許し、6回には細川選手に中堅フェンス直撃の適時三塁打を打たれたところで降板を命じられた

田中投手は試合後、「非常に大事なところでこういう投球しかできなかった」と悔しさを表情に出した

 しかし、阿部慎之助監督(46)は田中投手の立ち上がりには厳しい評価をしたものの、その後は好投したとし、「来週も行ってもらう予定」と告げた

田中投手は中6日で28日にヤクルト戦(神宮)で再び登板する見込みだ

残り6試合の中で、次回登板が200勝達成の最後のチャンスとなる可能性が高く、神宮では8月21日の試合で199勝を挙げた実績がある

 チームの現在の状況を見ても、田中投手の登板により他の試合の結果が影響を受ける可能性がある

チームスタッフの一人は、「2位を確定できる状況であれば投げさせやすいが、今はさまざまな要因が絡む時期」と話している

今のところ、巨人は3位で2位のDeNAと2ゲーム差で競っている

 次回の神宮での試合後、本拠地・東京ドームでの登板も視野に入れる意向が示されている

東京ドームでは30日と10月1日に中日戦が残っており、球場の大観衆の後押しや、田中投手のグラブに刺しゅうされた「氣持ち」の「氣」を200個のボールで表現するモニュメントなどが設置される予定で、心強い応援を受けられる環境が整えられようとしている

 泣いても笑っても、田中将大投手にとってはあと1度の登板が待ち受けている

 田中将大投手が次回の登板に挑む姿勢には、ファンからの期待も大きく、200勝達成の瞬間に対するワクワク感があります。プロ野球の厳しい世界で、全力を尽くす姿勢は多くの人に感動を与えています。果たして、次の試合では良い結果を残せるのか、注目が集まります。
キーワード解説

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