DeNA、広島戦で大勝し2位固めに成功
神奈川県横浜市で行われたプロ野球の一戦、DeNAベイスターズが21日に広島カープを相手に7対2で圧勝したこの試合でDeNAは3位の巨人と2ゲーム差を広げ、クライマックスシリーズ（CS）ファーストステージの開催権を確保するための大きな一歩を踏み出した
試合の概要と選手の活躍
試合はほぼ一方的な展開で進んだDeNAは2回に広島の先発投手・常広を攻め立て、林と石上の適時打と相手の失策を含め、一挙に4得点を挙げた
さらに3回には、山本の犠飛と石上の2ランホームランで3点を追加
序盤に7点のリードを築いた
投手陣では、先発の平良が6回を投げ、6安打2失点と安定した投球を披露
試合中には雨による一時中断が2度あり、合計55分もの中断があったが、森原と宮城のリリーフ陣がしっかりと試合を締めくくった
三浦監督のコメント
試合後、DeNAの三浦大輔監督は「中断があったにも関わらず、再開後に選手たちが集中できていた」と嬉しそうに語ったまた、「序盤に得点を重ね、良い攻撃ができたことが勝利につながった」と選手たちの集中力を称賛した
投手陣の再整備と藤浪のリリーフ起用
この勝利にもかかわらず、DeNAの首脳陣はクライマックスシリーズに向けた投手陣の再整備を進めている特に注目されるのは、メジャーから帰国した藤浪晋太郎投手のリリーフ起用だ
藤浪は4試合続けて先発として登板したものの、調子を崩し、中継ぎに転向
20日の二軍戦での中継ぎ登板では、最速157キロを記録し無失点に抑える好投を見せた
小杉陽太投手コーチは、「藤浪はアメリカでリリーフとしての経験があるので、その特性を活かしての起用です
ショートイニングでの出力が上がれば、コントロールも向上する」と語った
入江とバウアーの状況
抑えから中継ぎに配置転換された入江大生投手も復調の兆しを見せているメンタル面での負担が軽減され、他の球種を強化する練習に励んでいるという
また、再調整中のバウアーについては、横須賀の練習施設で調整を続けているが、「フォーシームの質は向上している」とのことだ
今回の試合ではDeNAが広島に対して圧勝を収め、クライマックスシリーズに向けて着実に進軍しています。藤浪投手のリリーフ起用や入江投手の復調がチームにとって大きなポイントとなりそうです。選手たちのコンディショニングの改善や精神面の復調が、今後の試合にどう影響するのかが注目されます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？ これまでのプロ野球のシーズンを経て、最も優秀なチームが争う postseason のことです。
- リリーフとは？ 試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことを指します。試合の流れを変える役割が求められます。
- コントロールとは？ 投手が球を投げた際に、目標とした場所にボールが投げられる能力のことです。
- ショートイニングとは？ 投手が主に1イニングから2イニングを投げることを指し、リリーフ投手に多い投球スタイルです。
