高橋由伸氏が女子小学生にフライ捕球の技術を指導

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高橋由伸氏が講師を務めた野球教室:フライ捕球の技術を伝授

2025年9月15日、東京都稲城市の「ジャイアンツタウンスタジアム」にて、「サンリオベースボールアカデミー」が開催され、東京都と神奈川県から集まった203人の女子小学生が参加しました

このイベントでは、プロ野球界のレジェンドである元巨人監督の高橋由伸氏が講師として登場し、外野守備に関する指導を行いました

高橋氏は現役時代に、攻守、走塁の全てで高い実力を持ち、特に外野守備では数々の称賛を受けた選手で、7度のゴールデン・グラブ賞を受賞した名手です

彼は、フライ捕球に関する上達法を説明する中で、「フライは後ろから捕る」という基本的な意識を強調しました

具体的には、「ワンバウンドしたボールはおへその前で捕る」という練習法を提案

体に近づけすぎず、ちょうどお腹の前の高さでボールを捕るよう指導しました

これにより、フライボールを顔の前で捕ろうとしてしまうミスを防ぎ、打球が頭を越えてしまうことを避けることができるというのです

また、高橋氏は片手での捕球も推奨しました

これにより、グラブをしていない手の指に当たる怪我のリスクを減らし、両手で待つことによって体が固まるのを防ぐ効果もあると説明しました

ワンバウンド捕球を繰り返した結果、通常のノーバウンド捕球でもボールが頭上を越えるといったミスがほとんど見られない成果が得られたとのことです

高橋氏は、子どもたちがプレーのイメージを持ちやすいようなメニューを考案し、彼らの成長を見守りながらトレードマークの笑顔を見せていました

「これからも多くを学ぶ必要がある子どもたちの指導を通じて、自分自身も多くを学びました」と振り返る姿から、指導者としての成長を大切にする姿勢がうかがえます

高橋由伸氏が女子小学生にフライ捕球の技術を伝える場面は、野球教育の重要性を感じさせるものでした。子どもたちがしっかりと技術を習得し、将来の活躍を期待したいところです。
キーワード解説

  • フライ捕球とは?
  • ゴールデン・グラブ賞とは?
  • 外野手とは?

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