日本ハム伊藤投手、苦しい戦いの中で勝利を逃すも次回に期待

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日本ハムのエース伊藤、厳しい状況の中で自己最多15勝目は逃す

<日本ハム0-2ロッテ>◇22日◇エスコンフィールドでの試合、エースである日本ハムの伊藤大海投手(28)がプロ初の中4日で先発登板した

しかし、チームの勝利を呼び込むことはできなかった

伊藤は7回を投げて7安打2失点という成績を残したものの、後に続く打線がロッテ投手陣を攻略できず、3安打無得点に終わった

これにより、伊藤が狙う自己最多の15勝目は次回の登板までお預けとなった

この日、チームの連勝も2でストップし、逆転優勝へ向けた厳しい状況が浮き彫りとなった

エースの奮闘と無念

伊藤は「先制点を与えてしまった部分と、流れをつくれなかったという事実がある

今日求められていたクオリティーとはかけ離れていた」と述べ、悔しさをにじませた

彼は球数92球を投げた後、新庄監督への志願もあり、終盤に103球まで投げ続けた

加藤投手コーチは「中4日という過酷なスケジュールの中で7回まで投げてくれたのは期待以上の働きだ」と激賞した

ライバルとの対決

伊藤はプロ入り前の大学時代、河村投手と対戦した経験があり、今回の試合は5年ぶりの直接対決となった

伊藤は「新たなライバルとして戦っていけたら」と語り、河村の好投を讃える場面もあった

残り試合は首位ソフトバンクとの直接対決を含む7試合となり、伊藤は次回登板に向けて体調を整えていく意向を示した

逆転優勝への決意
「体は元気

それぞれに任されたところで仕事をする」という伊藤の言葉に、逆転優勝への強い意志が感じられる

チームメイトも諦めず、共に笑ってシーズンを終えられることを目指している

日本ハムの伊藤大海投手は厳しい条件にもかかわらず好投を見せたが、その努力が勝利には繋がらなかった。チームが重要な時期に差し掛かる中、エースの役割の重さを実感させられる試合であった。
キーワード解説

  • エースとは?プロ野球チームで最も信頼される投手のことを指し、先発投手として試合の勝利を担う重要な役割を果たします。
  • 中4日とは?通常、投手は1試合の登板後、1週間程度の休息が必要ですが、中4日はその期間が4日という非常に短いもので、疲労回復が困難になります。
  • 先発登板とは?試合の最初から投手として試合に出ることを指し、スターティングピッチャーとも呼ばれます。チームの勝利に向けて重要な役割を担います。

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