ヤクルト・青柳晃洋、移籍後初先発で安定した投球も白星は逃す
(セ・リーグ、ヤクルト-阪神、24回戦、22日、神宮)ヤクルトの青柳晃洋投手(31)が本拠地の神宮球場で移籍後初めての先発として登板しました彼は前フィリーズ傘下の2Aに所属していた選手で、日本球界に復帰したばかりです
この試合では、青柳は5回を投げ83球の投球を記録し、4安打2失点で降板しました
特に注目すべきは、昨シーズンまで9年間在籍した阪神との対戦であったという点です
青柳は初回、2番バッター中野選手に左前打を浴びましたが、その後、3番の森下選手を投ゴロ併殺打に打ち取ることで、初回を無失点で抑えました
しかし、2回には4番の佐藤輝選手に左中間へ先制ソロホームランを浴びてしまい、0-1となりました
続く第4回には無死一塁の場面で5番の前川選手に適時二塁打を許すものの、最少失点でずるずると下位打線を抑えることができました
青柳は、日本球界復帰後の初登板となった15日の広島戦では4回4安打4失点、さらに8四死球を出し、黒星を喫していました
しかし、今回の試合では、制球が改善され、中6日での調整を経た結果、3四死球に抑えました
試合後、青柳は「前回の登板よりは、まとまった投球ができました
失点はしてしまいましたが、最少失点で後ろにつなぐことができたのは良かったです」と自己評価を述べました
青柳投手の今回のパフォーマンスは、改善の見られる部分もあり、期待が持てる内容でした。特に、前回の登板に比べて制球が改善されたことは彼の今後の成長を示唆しています。しかし、未だ白星を得られていないことは課題でもあり、彼自身もさらなる向上を目指す必要があります。次回の登板に期待がかかります。
キーワード解説
- 移籍後初先発とは? - 選手が新しいチームに加わった後、初めて試合で先発投手として登板することを指します。
- 白星とは? - 勝利を意味する言葉で、特に試合での勝ち星を指します。投手にとって白星は大きな成果の一つです。
- 先制ソロホームランとは? - 試合の早い段階で、1人のランナーがいない状態で打たれたホームランのことです。この一発でチームが先に得点を上げることを意味します。
- 四死球とは? - 四球(ボールが4回投げられたとき)や死球(打者がピッチャーの投球に当たったとき)を合わせた用語で、投手が与えるフリーの出塁機会を指します。

