試合は両チームともに緊張感が漂う中で進行し、特にソフトバンクは攻撃に苦しむ時間が続いた
満塁のチャンスを2度迎えたものの、決定打を打てずに得点を重ねることができなかった
ソフトバンクの先発投手、大津亮介は6回を無失点に抑える好投を見せたが、8回にリリーフの松本裕樹が決勝点となるソロ本塁打を打たれ、痛恨の連敗を喫してしまった
松本は試合後、「全力を尽くしたが、ちょっとしたミスが試合を左右する」と振り返った
この日は、長期間の怪我から復帰した柳田悠岐が戦列に帰り、DH（指名打者）として出場
さらに、近藤健介は8月29日のロッテ戦以来、18試合ぶりに右翼守備に就き、精力的にプレーした
しかし、試合後、小久保裕紀監督は「これからの起用法について、本人たちと話し合いながら考えていく」と述べ、選手の健康状態やパフォーマンスを見つつ判断していく意向を示した
なお、ライバルである日本ハムも敗れたため、ソフトバンクの優勝マジックは6となったが、ここからの戦いが厳しくなることは否めない
小久保監督は若手選手への期待を語り、走塁や守備の向上が今後の鍵であることを強調した
ソフトバンクの連敗は、優勝争いに大きな影響を与える結果となる。これまでの実績を考えると、彼らの状態が気がかりだ。特に、満塁のチャンスで得点を逃すシーンが目立ったことが、敗因の一つとも言える。今後、選手たちがそのプレッシャーを乗り越えて、改めて力を発揮できるのかが注目される。
キーワード解説
- 零封とは？：野球において、相手チームを無得点に抑えることを指す。得点が1点も入らないということは非常に難しく、投手陣の力が大いに問われる。
- 満塁とは？：野球で、1塁、2塁、3塁の全ての塁に走者がいる状態を指す。この状態では得点が入りやすく、攻撃側にとってはチャンスとなる。
- セットアッパーとは？：リリーフ投手の一種で、試合終盤に登板し、抑え投手にバトンを渡す役割を担う。通常、ビハインドや同点で登板し、試合の流れを変えることが期待される。
