マツダスタジアムに姿を現した林選手は、「状態は良い感じで、それを1軍でも出していくだけだと思います」と意気込みを語った
チームは、20日の対巨人戦で敗戦し、2年連続でBクラスとなることが決定
元監督の新井監督は、「今まで以上に若い選手にチャンスが来るだろう」と予告しており、22日には秋山、菊池、坂倉らの主力選手が抹消され、23日から新たに複数の若手選手が1軍に合流する見込みだ
林選手は、今季3度目の昇格が予想されている
彼は7月20日と21日のヤクルト戦で、プロ初となる2試合連続本塁打を記録し、7年目にして覚醒の兆しを見せた
しかし、打率が.182という課題もあり、8月4日に降格の憂き目に遭った
それでも2軍では逆方向を意識した打撃を磨き、現在は打率.284、8本塁打、32打点という安定した成績を残している
特に21日のウエスタン・中日戦では、2安打1打点を記録し、好調ぶりをアピールした
「1年間を通じて(打撃フォームを)しっかり固められた」と自信を示す林選手
残り試合が少ない中で、「とにかく存在感を出せるようにしたい」とも語り、1軍でのチャンスを心待ちにしている
林晃汰選手について
林晃汰(はやし・こうた)選手は、2000年11月16日生まれの24歳で、和歌山県出身181センチ、98キロの体格を持ち、右投げ左打ちの内野手
智弁和歌山高校から2018年度のドラフトで広島から3位指名を受け、10月9日のヤクルト戦でプロ初安打を記録
2021年には102試合に出場し、10本塁打をあげた
高校時代には通算49本のホームランを記録し、その長打力と広角に打てるバッティングが魅力
広島の林晃汰選手が1軍昇格を目指す中、多くの若手選手が新たなチャンスを得る状況にあります。これにより、若手選手たちが自己アピールを行い、来季に向けた競争が一層激化することが期待されます。林選手の成長にも注目が集まります。
キーワード解説
- アピール合戦とは?若手選手が試合や練習で自分の実力を示し、チャンスを得るための奮闘を指します。
- 昇格とは?プロ野球では、2軍から1軍に選手が呼ばれることを意味します。これにより、選手は試合に出場するチャンスを得られます。
- 打率とは?バッティングの精度を示す指標の一つで、安打の数を打席数で割ることで算出されます。この数字が高いほど、選手の打撃力が優れていることを示します。
- 本塁打とは?野球において、打者がボールをバットに当て、フェンスを越えた場合を指します。本塁打はチームに貴重な得点をもたらす重要なプレーです。
- 安打とは?バッターがボールを打って、一塁に到達することを言います。安打が多いほど、選手やチームの攻撃力が高まります。

