パ・リーグ新人王争いが激化、ロッテ・西川、楽天・宗山、西武・渡部が候補に

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2025年9月23日、プロ野球パ・リーグにおける新人王争いが熾烈な状況に突入しています

特に野手の新人候補者がこの大卒ルーキー3選手にほぼ絞られている中、ロッテの西川史礁外野手(22)が14日の楽天戦で新人最速100安打を達成しました

さらに、楽天の宗山塁内野手(22)も17日の日本ハム戦で100安打の大台を突破し、両選手の競り合いが続いています

大卒ルーキーたちの活躍

西川は6月以降のパフォーマンスが特に目を引き、これまでに99試合に出場し、打率2割7分8厘(106安打)、3本塁打、34打点を記録しています

一方、宗山は負担の大きい遊撃のポジションで111試合に出場し、打率2割6分1厘(103安打)、3本塁打、25打点の数字を残しています

このように両者は、それぞれ異なる役割を果たしながら高い成績を維持しています

西武・渡部聖弥も追走

また、西武の渡部聖弥外野手(23)は、21日の楽天戦で8度目の猛打賞を記録し、99安打に到達

開幕からクリーンアップとして起用されており、すでに新人選手では少数派の2桁本塁打(10本)を達成しており、今季の打率は2割5分8厘、打点は37に達しています

投手陣の候補者も

一方で、投手の新人王候補としては、日本ハムの達孝太投手(21)が7勝2敗、防御率2.28という好成績を収めています

ただ、8月以降はパフォーマンスがやや低下しており、投手陣の中での争いも見逃せません

西武の山田陽翔投手(21)も2勝3敗1セーブ14ホールド、防御率2.28と目を引く成績を残しています

混戦を極める新人王レース
今年の新人王争いにおいては、複数のパ・リーグ関係者から「抜けた存在がいるわけではない」との声も聞かれ、それぞれの選手が高いレベルで競い合っています

混戦が続く中で、各選手がシーズンの最後の10試合をどのように締めくくるかが、その決定打になるかもしれません

今年のパ・リーグ新人王争いは非常に接戦で、特にロッテ・西川、楽天・宗山、西武・渡部が目立つ存在となっています。それぞれ異なる役割ながらも高い成績を残しているため、今後の試合の結果次第で新たなスター選手が誕生する可能性が高いと言えます。
キーワード解説

  • 新人王とは?新人王とはその年にデビューした選手の中で最も優れた成績を残した選手に与えられる賞のことです。
  • 打率とは?打率とは、選手が打席に立った回数に対してヒットを打った回数の割合を示す指標で、バッティングの成績を表します。
  • クリーンアップとは?クリーンアップとは、試合において得点を狙うために、特に打率や長打力が高い選手たちが1番から3番に配置されることです。
  • 防御率とは?防御率とは、投手が投げたイニング数に対して失点した数を基に計算される指標で、その投手の実力を示す重要な数字です。

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