現在彼の打率は・278
これは新人王を争う楽天の宗山や西武の渡部を上回る成績です
彼は5月までは打率が低迷し、1割台を記録していましたが、2度の登録抹消を経て、6月以降は打率・311を記録するなど安定した成績を残しています
なぜここまで西川選手の打撃が改善されたのか、詳しく見てみましょう
成功の要因と打撃改善
20日の日本ハム-ロッテ戦では、西川選手と日本ハムの達孝太投手(21)の対決が注目されましたこの試合は新人王を争う二人の直接対決であり、五回無死一、三塁の絶好機において、西川選手は適時二塁打を打ちました
結果は3打数1安打1打点でした
彼はオープン戦で打率・410を記録しましたが、開幕当初は成績が振るわず、内角攻めと外角低めの変化球に課題を抱えていました
打撃の矯正と成長
西川選手は、5月に登録抹消される前まで低迷していましたが、6月13日の昇格以降は見事な実力を発揮彼は「インサイドを攻められる中で、それを完璧に打とうとしすぎて、逆に次の外の球が見えなくなっていた」と振り返ります
2軍ではサブロー2軍監督(現1軍ヘッドコーチ)とともに、左足の上げ方を矯正し、手元まで引きつけて打つ方法を習得しました
これによって選球眼も向上し、変化球を捉える能力が増していったのです
日々の努力と課題解消
試合後には室内練習場での練習を行い、早朝からも打ち込みを行う徹底した姿勢を見せています「調子の悪い時期を短くするというテーマを持っている」と西川選手は語り、次に向けての意識を強調しています
このように継続した努力が、スランプを早める要因となっているのでしょう
新人王についての意気込み
現在、西川選手の打率は278で、リーグの二塁打数はトップの25を記録しています守備でも補殺数が9で、こちらもリーグトップです
規定打席に到達するためには残り約4.1打席が必要であり、「規定打席を立てればいいなと思っていますが、まずは3割打ちたい」という高い目標を掲げています
それに対し、「最初は苦しんでうまくいかないことが多かったが、それが良い経験として今に繋がっている」と振り返ります
試練を乗り越えた先に、新人王という栄冠が待っていることでしょう
西川選手の成長と努力が、彼の現在の成績に大きく寄与していることが分かります。彼の過去の苦労を経て得た技術やメンタルは、今後のキャリアにおいても重要な資産となるでしょう。若手選手の成長はチームにとっても明るい希望です。
キーワード解説
- 新人王とは?
- 打率とは?
- 補殺数とは?

